【ドイツ紀行12】

 

2005/10/27   Thus.  ⇒   10/28   Fri.

いよいよ本当の最終日。この日は朝のうちに少しだけガルミッシュ・パルテンキルヘンを(お土産を物色がてら)散歩しました。空気が凛としていて良い感じでしたね。

朝の町の様子。


あ、チェックアウト直前に猫が部屋に迷い込んで来たりもしました(^_^;)

ドイツ猫も日本の猫とおんなじでしたね〜

妙に人なつっこかったですが。


チェックアウト後は、昨日までとは違うバスでミュンヘン市街を掠めつつミュンヘンの空港へ移動しました。ミュンヘン市街に泊まれていたら午前中に市街を観光できたかもしれないんですが・・・ 道中は市街にかかった辺りで若干混雑しましたが、ひどく渋滞することも無く、1時間30分弱でミュンヘン空港へ到着しました。
折角なので車窓からの様子を少々。この3枚は例によって101K動画のキャプです。

ミュンヘンオリンピックスタジアム
BMWの本社ビル
アリアンツ・アリーナ

3つともミュンヘンから空港までの間にありました。帰るだけの最終日にこれだけ天気がいいのは何かのイヤガラセでしょうか・・・

BMWといえば、これまでのエンジン供給(直前までウィリアムズのエンジン供給)を休止し、代わりに独自チームを持って(ザウバーを買収)06年にF1に打って出るんですよね。個人的には速さが戻ってきているジャック・ビルヌーブに期待しています。あ、なんか関係のない話に・・・‘み’ってばF1マニアなので(^_^;) マニアついでにもう1つ2つ薀蓄をば。BMWのロゴですが、あれは飛行機のプロペラが回る様子を前から見たところをモチーフにしたもので、元々飛行機のエンジンを作っていたところに由来しています。同じくドイツ国内のライバル、メルセデスのスリーポインテッドスターは陸海空を表しており、05年のF1ダブルタイトルを獲得したルノーのロゴは原油を採掘するドリルを前から見たところがモチーフなんだそうです。BMWとメルセデスの話はバスの中で添乗員さんが説明されていましたが、これってF1マニアネタの類だと思うんですけどねぇ(^_^;)

アリアンツ・アリーナは06年ワールドカップの開会式と準決勝(?だったかな)を開催するんだとか。ここはブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘン1860ミュンヘン両チームが使用しているそうで、ホーム(の扱いになる)チームカラーにあわせて、白い部分が赤や青にライトアップされるんだそうです。なお、ワールドカップ時の混乱を想定して、電車の駅や駐車場がスタジアムから1kmぐらいはなれたところに作られているんだそうで、観戦を予定されている方は覚悟していった方がよさそうです。あ、そもそもアリアンツって保険会社ですね。F1でもウィリアムズのスポンサーになってます。ってなんかこの2つを並べるとちょっと皮肉な感じもしますね、F1マニア的には。

話が随分とそれましたが、ミュンヘン空港に到着後、1つ大事なことがあったんです。そう、タックスフリーの手続きですね。空港でも日本語を話すガイドさんがついてくれ、まずはみんなでチェックイン。「みんなでと」はいっても固まっているだけで、‘み’は嫁さんとチェックインしながら「ウィンドーシート頂戴」とかワガママを言ったりしていました。空港についたのは12:00頃で、フライトまでまだ3時間以上もあったんですが、残念ながらこの時点でもうLH714便はほぼ満席だったので、既に窓際の席は一杯でした。で、通路側の席をもらったんですが・・・ 他の皆様は結構席がばらばらになってしまったようで、添乗員さんが後から掛け合ってシートを交換してもらったりして大変そうでした(^_^;) あと、同行の方の中に本を大量に購入された方がいて、荷物が思いっきり重量オーバーになり、チャージされそうになっていたんですが、‘み’と嫁さんのスーツケースのうち1つが結構小さいものだったので、本をそこそこ手荷物にしつつ、オーバー分は‘み’達のが小さいからよしって話にまとまったんだとか・・・ え〜‘み’達のスーツケースは確かに1つ小さいですが、スーパーで買ったおみやげ物に結構ビン物があったのでかなりヘビーだったんですけど・・・(^_^;)
で、タックスフリーの手続きですが、スーツケースに入れるもの(機内に持ち込めないもの)はちょっと扱いが厄介で、チェックインで荷物を預ける際に「タックスフリー品が入っていることを申告」すると、チェックイン後にスーツケースを一度返してくれるんですね。で、そのスーツケースを持ってタックスフリー手続きのチェックインカウンター?へ向かい、改めてスーツケースを預けつつ書類に判子をもらいます。本当はここで未使用の現物を見せるハズなんですが、スーツケースを開けることも無くほほフリーパスでした。で、この判子付きの書類を持って直ぐ側のリファンドカウンターへ行くと・・・現金を返してくれる・・・っていう感じ。ただ、例によってちょっとした問題が・・・ローテンブルクで買い物をした際、クリスマス屋さん「ケーテ・ウォルファルト」武器屋さんチックな「Passage12」で買い物をしたんですが、この「Passage12」の方が現金では処理してくれないそうで、クレジットカードへのリファンドしかできないんだとか。理由は良く分かりませんが、‘み’はクリスマス屋の分のみ現金を受け取り、もう一枚は空港内のポストへ投函することになりました。そういえば・・・帰国後もう2ヶ月近く経ちますが(ってHPにネタ上げるの遅すぎ・・・実はテキストを先に打ち貯めてるんですが、ここを書いている時点で2ヶ月だからなぁ・・・)、まだ戻ってきてないような気がしますねぇ・・・  * 06年2月頭にめでたく戻ってきました。

空港の出発ロビー

結構綺麗で広い空港でした。

ここまで続きが終わると、後は出国して最後のお買い物ってことになるんですが、案の定またトラブルが・・・(T_T)

出発ロビーには他にめぼしいものもなく、さっさと出国して最後のお買い物&昼食となったんですが・・・パスポートコントロールの前のいセキュリティチェックでドハマリしました(T_T)
いつも‘み’はゲートをくぐる時に、成田でも羽田でもそうなんですが、財布・時計・指輪・鍵の束・ベルトなんかを外してカバンの中に入れてしまいます。勿論、最近感度が非常に上がっている金属探知機に引っかかるからなんですが、大概用意されているトレイに入れるのも嫌なんですよね。っていうのもトレイに財布とか置くと剥き出しになるので、なんか「持っていってください」っていっているようなあまりにも無防備に思えてしまって・・・ カバンだって何時取り違えてもおかしくないような感じがしますから・・・
ってことで、今回もいつものようにカバン(このときはデイパックというかリュックサックみたいなヤツ)に一通り金属系のものを入れていたんですが・・・ 女性の係員さんにしっかり呼び止められました。その時のやり取りはこんな感じでした。
 
 係:「このカバンはあなたの?」
 み:「そう。」
 係:「中に鍵が沢山入ってる?」
 み:「うん、これ。家の鍵、スーツケースの鍵・・・」
  (職場のロッカーの鍵なんかも付いていたので、大小あわせて5〜6本だと思います)
 係:「カメラも2つ入ってるでしょ?」
 み:「スチルカメラとビデオカメラだよ。(と言ってカメラを出す)」
 係:「電源入れてみてくれる?」
 み:「はい。(といってキスデジNと101Kを立ち上げそれぞれ液晶画面を見せる)」
 係:「どうもありがとう。」
 み:「どういたしまして。」


ノートPCは本物か確認するために通電させられるって話は良く聞いていましたが、正直カメラを起動させられるとは思いませんでした。まあ、X線で見たら鍵やレンズなんかがやたら沢山入っていたので怪しく見えたのかもしれませんけどねぇ(^_^;)
皆先に荷物チェックを済ませてまして、お待たせしてしまいました・・・すいませ〜んm(__)m

流石にパスポートコントロールは無事に通過し、その辺で色々と最後のお買い物をしました。そんなにお店が沢山あるわけではないので、ミュンヘンから出国する方は空港の外で買い物した方が良いかもしれません。特にブランド物とかはお店そのものが少なかったように思います。値段が分かりやすい機械ものをちょっと見てみたんですが、PSPとかえらく高かったような気がします。正確な値段は忘れましたが・・・ あ、あとこの辺りで買い物すると、出国後なのにタックスフリーではなく、何故かグローバルリファンドの手続きが必要なんだそうです。
軽く昼食を済ませ(ホテルから頂いてきたパンをかじった程度)、飛行機に乗り込むと、日本の新聞があったんですが、なんとここでロッテの日本一を知ることに(^_^;) ‘み’は西武ファンなんですが、02年に巨人にボコボコにされたときも新婚旅行でハワイ&タヒチに行っていて見ていないんですよね〜 この時も4タテだったような・・・ ロッテもまさか4連勝とは思いませんでしたが、何か妙な因縁のようなものを感じましたね〜
で、フライトは例によってほぼ半日掛かり。映画は英語音声&中国語字幕なのでよく分からず、隣に座った人が割腹の良い方で‘み’の方にはみ出してきたり、やけに機内が乾燥していたりしてツライ&ツマラナイことこの上なかったんですけどね・・・ 
飛行機自体は特に遅れも無く、問題なく成田に到着しました。時差もあるので、このときには28日の朝になっていて損した気分全開でしたが・・・ 午前中だったので通勤ラッシュにも掛からず、成田からは京成や地下鉄を乗り継いで帰宅。
なが〜〜い旅行もこれで完結。次の土曜日は爆睡してましたけどね〜

添乗員さんが完全に付いていて、食事もほぼ全て用意されているようなツアーは勿論、ヨーロッパすら‘み’は初めてだったんですが、メンバーにも恵まれ(天候には余り恵まれませんでしたが・・・)、非常に楽しい旅行になりました。個人的にはミュンヘンをほとんど見られなかったのがちょっと心残りですけど、それを割り引いても十分過ぎるぐらい楽しかったですね〜 次はどこへ行こうかなぁ〜
まあ、中々長い休みって取れませんけど(^_^;)

ではでは、06年ワールドカップのマスコット「ゴレオ」君でお別れで〜す。

Danke!


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