【Williams FW11】
引き続きお台場 「MOTOR SPORT JAPAN
2006」で展示されていたFW11。1986年にピケ・マンセルのワールドチャンピオンコンビ(マンセルがタイトルを取ったのは92年ですけどね)が駆ったマシン。
この頃はまだ2年間同じマシンをマイナーチェンジ程度で使ったり、翌年の開幕数戦を前年のマシンで戦ったりしていたので、このFW11も1987年にも使われていたんですよね。FW11Bなんて呼ばれることもあったかと思います。このマシンというよりホンダエンジンが群を抜いて強かったんですが、86年はコンストラクターズタイトルこそ獲得したものの、ピケ・マンセルの関係悪化もあり、ドライバーズタイトルをマクラーレンのプロストに最終戦0.5ポイント差でさらわれてしまったんですよね。87年は鈴鹿の予選でマンセルがクラッシュし、決勝欠場→ピケタイトル確定というなんとも後味の悪い結果になってしまったんでしたっけ・・・
あ、例によって大きな写真にはリンクしていませんので、もし原盤?が欲しい方は‘み’までメールしてくださいね。
このマシン、、じっくり見るのは初めてなんですが、カーボン地剥き出しのターボダクトや、サスペンション周りの細かなパーツなど、かなり無骨な印象がありますね。この頃はまだ強大なパワーがあるチームが圧倒的に有利だったのが見て取れるような気がします。
フロントウィングにホコリが積もっていたのはご愛嬌ってことで(^_^;) (2006.11.09記載)