SUPER AGURI SA05】


お台場 「MOTOR SPORT JAPAN 2006」シリーズ第5弾は06年デビューのSAF1のデビューマシン、SA05。SA06がデビューした後とは言え、現役マシンがこんな風に展示されるのはなかなか無いことなので、じっくり鑑賞してきました。SA05に近づいた時には殆どマシンの周りに柵とかなかったのでかなり近づけたんですが、‘み’が舐め回していた(勿論キスデジNで)からか、暫くしてから柵(簡易設置するヤツ)が置かれていました(^_^;)
では、そんな中で撮影してきたマシンのショットをいつもより多めに。やっぱり思い入れのあるマシンですからね〜  あ、例によって大きな写真にはリンクしていませんので、もし原盤?が欲しい方は‘み’までメールしてくださいね。



ご存知の通りアロウズA23という2002年のマシンを2006年レギュレーションに合わせて改造したマシン(A23のマシン本体や知的所有権は勿論、ネジやビスなど、A23のパーツを世界中から買い漁ったらしいです。井出っちのSA05がメルボルン空港で展示されていたA23ベースだったのは有名な話ですしねぇ)なので、どこを見ても古さというか違和感がありまくりです。直前にRA106を見たせいもあるんですけどね。マシンの細部もダメージや修復部分があったり、およそ緻密とは言いがたい印象でした。赤いストライプなんかもいかにも後からカッティングシート貼りました的な感じで(^_^;) まあ、金があるとは思えないSUPER AGURIのこと、展示車両の化粧直しなんて適当に済ませているでしょうから、この辺は割り引く必要があるとは思いますが、特徴的なツインキールなんかは特に弱々しい感じで、良くこれでグランプリを戦ったものだと感心してしまいました。まあ、言葉を変えればこれでぶっつけ本番になってしまった井出っちが不幸だったとも言えるんですけどね。

2秒速くなるといわれたSA06も確かにパワーアップし、鈴鹿・インテルラゴスとダブル完走したりしていましたが、流石に同じA23のモノコックを使っていることもあってか期待したほどの結果は出せませんでしたし、2008年のカスタマーシャーシ解禁案の1年前倒し(RA106あたりを供給してもらう)もポシャってしまっていますから、2007年のSAF1はまだ大変な時期が続きそうですね。

あ、ちなみに多分このシャーシ、鈴鹿のホンダブースに飾られていたヤツと同じなんでしょうねぇ  (2006.11.23記載)