【2008富士 F1 日本GP観戦記 その1

1.準備

去年はひどい雨だったこともあり、散々な観戦となってしまった富士スピードウェイでの日本GP。かといって今年パスするような‘み’でもなく、性懲りもなく今年も観戦して来ました。去年同様ブログにも現地からエントリを上げたりしていましたが、今年は予想外にいい感じだったんですよね〜

今回は去年の評判などを参考に、Mスタンドを確保。鉄道駅は去年同様の新松田をチョイス。ライドの新松田は第一希望、スタンドは本当はDを第一希望にしたんですが、ここが取れずに第二希望となっています。Mスタンド=ネッツコーナーは、富士でのラップタイムに大きな影響を与える上りのテクニカルセクションで、シケインを立ち上がって来たマシンが最終コーナーに抜けていくまでが見られるというマニアックなスタンドで、車速もそれほど速くないので撮影もしやすそうかと。ライドの方の新松田駅は、去年そこそこのバス待ちもあり、土・日は駅から30分程度歩かされる駐車場が設定されているなど、イマイチ条件が良いとは言えませんでしたが・・・今年は5,000人分程度しか設定されないとのことで、大幅なカイゼンを期待してのチョイスです。‘み’は小田急線の新宿方面からアプローチするので、渋沢の方が新松田より一駅(小田急線のこの一駅は最大の駅間を誇るんだとか・・・)近いんですが、今回この方面は渋沢がメインになることと、駅からの距離が30分程度あるとのことだったので、回避しています。

撮影は去年GETしたCanonEOS 40Dに一昨年の鈴鹿スペシャルレンズである「EF300mm F4L IS USM」で望んだんですが、今年に入ってから野球観戦時などを意識してGETした「EXTENDER EF1.4×II」もセットしています。展示車両など向けには去年同様SIGMA17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO /HSMを使用しています。

あ、チケットに同封されていた案内に「いずれの無料バスについても、レース開始、あるいは最終列車出発までの到着を保証するものではありません。」と、訴訟向けの責任回避のような文言が記載されていたのは非常に気になりましたが・・・(^_^;)。


2.金曜日のサーキット入り

新松田のバス乗り場は去年の金曜日と同じ場所で、駅から10分弱のところ。‘み’は去年同様地元駅を始発で出発し、おおよそ6:30過ぎ頃に新松田のバス乗り場に到着しました。去年は既に若干の列があったんですが・・・

今年のバス乗り場の様子。

全く列なし(^_^;) ちょうど6:30出発と思われるバスが1台‘み’の横を過ぎていってしまったので、次のバスは7:00出発だったんですが、実際はちょうど7:00頃に満席となり、オンタイムで出発しました。

ちなみに、この頃からスタッフの人の対応が去年とは段違いだったのは感じていました。「おはようございます」「いってらっしゃいませ」的な挨拶はもちろん、「サーキットまで75分掛かる見込みなのでお手洗いは大丈夫か」とか・・・ 自家用車や徒歩でのサーキット入りを禁止している以上当たり前といえば当たり前なのかも知れませんが、去年の酷い対応を思えば段違いでしたね。

バスはやはり去年同様に国道246号を通り(金曜日は東名高速を使っていません)、一路富士スピードウェイへ。去年はなかったと思いますが、車中では帰りのバス乗り場が降りたところと同じになることとか、違う車両になるので荷物を残さないようにとか、そんなアナウンスも掛かっていていい感じでした。途中246が結構混雑していて速度が出なかったこともあり、1時間強掛かってしまいましたが、大きな問題もなく8:15????頃にはサーキットに到着。

到着直後のP1駐車場の様子。

新松田バスはP1駐車場だったんですが、去年は未舗装だった場所がちゃんと舗装されていて、パイロンで列も作られていて、カイゼンの様子が目に見えてわかりました。明らかにスタッフも多く配置されていましたしね。

天気もばっちり。富士山も美しいですね〜
P1に降りる道はさすがに舗装されてはいませんでしたが、ブロック?が並べて敷かれていてここも良い感じ。




3.カイゼンの様子

という訳で、ちょっと気を良くして意気揚々とスピードウェイプラザへ移動。

その頃のスピードウェイプラザの様子。

流石に金曜日の朝なので空いてますね。
スピードウェイプラザに設置された雨よけのテント。

ちゃんとカイゼンされていますね。

こんなテントが場内の何箇所かに設置されていました。あ、その分去年あったLotus77とかの展示は減っているのがちょっと残念ですが・・・

スピードウェイプラザからF1ビレッジ方面に抜ける階段。

去年の姿をはっきりとは覚えていませんが、これもカイゼンかと。
場内の至る所に設置されていた案内板。

スタンドまでの距離感が一目瞭然です。
同じく至る所に展示されていた地図。

一見して去年より導線が良くなっています。

と、ここで‘み’はお土産を兼ねて公式プログラムとパスケースを購入。パスケースのストラップがショボかったので、別途ネックストラップも購入しました。

これがプログラム&パスケース&ストラップ。

2,000+1,000+1,200=3,200円也。

折角なのでF1速報も一緒に(^_^;)

カイゼンの影響もあってか、殆ど見るべきところがなくなったスピードウェイプラザですが、DENSOブースには去年同様TOYOTAのマシンが展示されていました。

TF108と堂々と書いてあったんですが・・・どう見ても違うし(^_^;)

TF104でしょうかね〜

早くサーキット入りした割にはあまり見るところがなかったため、早々にMスタンドへ移動開始しました。

100R外側の通路から富士山を望む。

ん、富士山に笠がかかってますね・・・

確かこれって天気が崩れる兆しでは・・・?

完全にボトルネックになっていたコースを潜るトンネル。

今年はチケットチェックを行っていなかったので、3日間通して渋滞がややカイゼンされていたように思います。

ちょっと寄り道して、去年観戦したKスタンド(シケイン)へ足を伸ばしてみると・・・

なんとスタンド横の自由席エリアが目隠しされていました。

確かにここから観戦できると、指定席とあまり変わらない視野が確保できるので、問題になっていたんですよね。目隠しがベストな対応かどうかはわかりませんが、去年のダメを確実につぶしてきているような感じですね。コース内他にもこんな目隠しありましたし。

ってことで、フジプラザを冷かしつつ(ここは殆ど食べ物のブースばかりでした)改めてMスタンドへ移動。

Mスタンド脇に設置されていた歩道橋。

車道と歩行者用の通路が交差する部分何ヶ所かに設置されていたようですが、幅も十分にあり、ちゃんと機能していたようです。もちろん、車両の通行で歩行者が一時的に足止めされる場所もありました(‘み’が思い出せるのはスピードウェイプラザと100R外側の通路部分のみです)が、頻度はずいぶん下がっていたように思います。

去年が色々な意味でかなりやっつけられたので、正直ここまでのカイゼンは期待していなかったんですが、流石に世界の巨人TOYOTAが20億オーバーの費用を掛けて取り組んだってところなんでしょうね。まあ、金曜日はインストレーションラップというかかデモンストレーションみたいなもので、ここで機能しなかったら洒落になりませんけどね(^_^;)
ただ、地図を見ているだけでスタッフの人が「ご案内しましょうか?」とか声を掛けてくれたりとか、「恐れ入りますが左側通行でお願いします。」なんて案内とか・・・ バス乗り場も含めて、かなり意識が「ホスト」としてのそれに変わっていたようには思います。  (2008.11.08記載)

その2につづく