【McLAREN MP4/6】
まずは1991年のマクラーレン「MP4/6」です。これは東京のお台場にある「Shell Museum」に展示してあったモノです。位置的にはココの「台場フロンティアビル」の1Fになります。勿論入場無料です。
さて、前置きはこのくらいにして、早速紹介に入りましょう。 あ、大きな写真にはリンクしていませんので、もし原盤?が欲しい方は‘み’までメールしてくださいね。
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まずフロント周り中心のショットを3枚。P5の内蔵フラッシュなので、遠くの方がやや暗いのは勘弁してくださいm(_
_)m デビュー当初、フェラーリに似ていると言われた高いサイドポンツーンなどがよ〜く分かると思います。 ウィンドシールドは後半戦の透明なタイプですね。 |
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ノーズの先端部(「ジャンプ」のロゴが・・・)から、フロントウィング基部、フロントサスペンションのウィッシュボーン基部あたりです。 うーん、やっぱり光量不足ですね。撮影が夜間だったため、ビルのなかも結構暗かったしなぁ(^^;) 元画像なら結構細部まで見えるんですけどねぇ・・・ ちなみに、‘み’はこのフロント周りが結構お気に入りです。特にこの一番左の写真に写っている部分辺りですね。 アングルもこんな感じでいいですねぇ。なんか機能美を感じます。一方で横アングルは余り好きじゃなかったりして(^^;) |
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ちょっと細かいところに入ります。あまりクルマに近づけないので、コレで精一杯なんですぅ 左から、今は亡きGOODYEARタイヤ。懐かしの幅広スリックです。ブレーキパッドも見えますね。 中央はコックピット周りです。元画像ではなんとかステアリングまで写っているのですが・・・ 見えないですね・・・ 右はインダクションポッドをスポンサーロゴ中心に。そういえば、当時からマクラーレンのスポンサーロゴはマット(つや消し) 処理されているんですよね。この写真でも確認出来ると思います。実はコレ、サーキットで写真やTVなどに写った際、 太陽光を反射して白く飛んでしまわないように配慮されているんだそうです。 さすがマクラーレンですねぇ。 |
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リア周りです。やっぱりディフューザーまではフラッシュが届いていませんね・・・ ちなみに、中央の写真に写っているレインタイヤは、何故かマシンの横の方に積まれていて(展示されていたんですけどね)、リア周りを 撮影しようとしたときにちょうど邪魔をしてくれました(^^;) リアウィングは大きめのハイダウンフォースタイプが付けられていました。前半戦はこのタイプだったように記憶しています。 リアウィングから車体後半にかけて目立つ蛍光オレンジ?の「マルボロレッド」ですが、撮影当時の記憶と今モニタに映し出されている 色を見る限りでは、かなり近い感じに見えているように思えます。というのは、この「マルボロレッド」は非常にモデラー泣かせの色で、 模型作成時にピッタリの色味が非常に出し辛いんですよ。蛍光色なんで、経年変化で退色するし、クリアーを上掛けすると溶けるし・・・ 挙げ句の果てに上で書いたスポンサーロゴと同様に、写真やTVなどのメディア経由では「赤」という色そのものが暗く表現されがちな為、 車体の「マルボロレッド」はやや明るめに塗装(そのための蛍光色らしいですが)されているんだそうです。もちろん、天候や照明などに よっても色味が違ってきます。つまり、雑誌やTVで見る「マルボロレッド」と、本物のそれは基本的に違うモノになるんです。 更に、縮小模型には「スケールエフェクト」という言葉があります。人間の目はいい加減に出来ていて、本来のサイズのモノ (この場合はクルマ)を縮小した場合、全く同じ色味で模型を作成すると、小さくなるほど色が暗く見えてしまうんだそうです。 つまり、模型にする際には意図的に明るめにしてやる必要があることになります。 ・・・大きく内容がずれてしまいましたが、これらの要素を加味すると、「マルボロレッド」は非常に気むずかしい色ということになるんですね。 |
MP4/6と言えば、アイルトン・セナが初めて母国ブラジルGPで勝ったクルマであり、3度目(つまり最後)のワールドタイトルを獲得したクルマです。鈴鹿でベルガーに優勝を譲ったシーンなども思い出されます・・・ 今年(2002年)のサンマリノGPは4月中旬に早くも終了してしまいましたが、例年だとゴールデンウィーク中に開催されていたような気がします。・・・そう、もうすぐ5/1です。もう8年も経つんですね・・・(2002.04.29記載)