【呉編1】
2006/07/22 Sat. |
呉に到着したのは結局23:20位。ホテルは駅から徒歩5分のビューポートくれホテルなので、直ぐにチェックインできましたが、ここはもともと船員さん向けの宿泊施設だそうで、門限が22:30(だったかと)とのことだったので事前に遅くなる旨を連絡しておいたような形になります。お部屋の写真は撮っていませんが、内部はなかなか綺麗で、ちょっと洒落たビジネスホテルって感じでしょうか。海に程近いところに建っている上、近くに高い建物もないので眺めも良く、何故かHPには記載がありませんが6Fあたりに温泉風のお湯(勿論天然じゃないですけど)の広々した大浴場もあり、これが24時間入り放題(午後清掃タイムが1時間ぐらいあったかな)。お値段もツイン9,660円とリーズナブル。
ちなみにここは呉に異動になったお友達のお勧めだったんですが、良い宿を紹介いただいたかと(^_^) あ、一点だけ・・・冷蔵庫がなかったのはちょっと頂けなかったですけどね〜
これでなが〜〜い土曜日もおしまい。いや〜、随分動きました(^_^;)
2006/07/23 Sun. |
一夜明けて7/23の日曜日。この日は友人たちに会うのが一番の目的なので、午前中にさくっと‘み’が興味のあった大和ミュージアムへ行ってきました。
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部屋の窓から撮影した堺川あたりの様子。 これは上流方向を向いてのショット。 |
ミュージアムはホテルから堺川沿いに海の方へ徒歩5分ってところでしたね。
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大和ミュージアムの入り口。レンガパークと名前が付いていました。 |
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大きな砲がありますが、これは戦艦陸奥の主砲だとか。 45口径41cm砲。 |
同じく陸奥のスクリューなんかも屋外に展示されています。艦の全体像が分かるように並べて展示されていました。
1人500円のチケット(ちなみに当日中は半券で再入場OK)を券売機で買って中に入ると、目の前に大和ひろばに展示された戦艦大和の1/10模型がお目見えしました。模型というにはあまりにも大きかったですが(^_^;)
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綺麗に塗装されており、細部も結構作りこまれていました。基本的に小奇麗な仕上げになっていましたが、ウェザリングとかで汚しを入れればかなりそれっぽく仕上がりそうな感じでした。あ、左上の写真で分かると思いますが、基本的に艦首から見ると外光が逆光になるので、撮影はし辛かったですけどね。周囲が彫り下げられるように展示されているので、喫水線の下からも眺められるようになってました。意外とスクリューや舵って小さかったんだなと。
1Fにはこの大和の他に呉の中世からの歴史(当然軍艦周りが中心)を紹介するコーナー(展示室A)が結構なボリュームであったりとか(特に太平洋戦争関連が中心で、当時の映像を中心に構成されたビデオには人だかりが出来ていました)、大和の技術や設計図など当時の資料や写真など・・・ かなり見ごたえがありました。
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大和のコーナーの様子。 |
色使いも大人しく、情報も多岐に渡っていてここだけでも好きな人は十分楽しめるかと。
大和の模型を挟んで反対側の展示室Bにはには、ゼロ戦などの実物が展示されていました。
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零式艦上戦闘機六二型。 要するにゼロ戦ですね。 |
ゼロ戦だけでなく、この部屋の展示物は皆手の届くような距離のところにおいてありました。勿論触らないように注意書きがありましたが。
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特攻兵器「回天」十型(試作型)。 |
搭乗員の人の遺書や肉声を録音したメッセージが聞けるようになっていました。・・・これは本当に「重い」ですし、大和の模型など華やかな展示に目を奪われがちですが、ここを訪れたからは是非聞いておくべきかと。
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大和などで使用された46センチcm、 陸奥などで使用された41cm主砲弾。 |
結構でかいんですねぇ
ここからスロープ状に上のフロアへ上がると、大和の模型を上から眺めることも出来ました。
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見る角度が違うとまた印象が変わりますねぇ それだけでかいってことなんですけど。
時間もなかったので(正確に言うとHPに記載された平均見学所要時間の2時間程度は中にいたんですが、1Fの展示を真剣に見すぎたようですねぇ)展示室Dの「未来へ」とかのコーナーはほぼ素通りしてしまいましたが、戦史や戦艦が嫌いでなければ十分楽しめると思います。楽しめるという表現はよくないかもしれませんけどね・・・ (2006.08.29)