【VAIO Rで、どこまでも】
03年6/20頃のBBSでのやり取りをご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、R50ユーザーのTNさんからこんなネタを頂きました。ありがとうございますぅm(__)m ‘み’のR60はちょこちょこと手を入れている程度ですが、このページの内容はかなり大胆な改造になっていますので、非常に興味深いですね〜(^^) R50改とかいうレベルではなく、Rの皮をかぶったRXとかそういう呼称の方がしっくりくるような気すらしないでもありません。‘み’も使用頻度の下がっているR60をいじってやろうかなぁって思っちゃいましたからね〜 では、「VAIO Rで、どこまでも」どうぞ〜〜
SONYさんはNEW−VAIOを買って(買い換えて)ほしいんだろうけれど・・・私には今のVAIOってあんまり購入意欲沸かないんだよね。
しかし! ノーマルなR50じゃ、どう頑張っても無理があるのは事実。
え〜い!! pentium4 のマザボに交換してやる。と思ったのはH14.8のこと、あれこれつつきまくって、一応、私なりに納得のR50ちゃんになりましたので、素人改造の内容を公開です。
マザーの交換
マザー P4B533−VM ・ CPU pentium4 2.0AGHz ・ メモリ PC2100 256MB を買ってきました。
当然ながらリアパネルの形状が合わないので、初めて筐体にメスを・・・(^^ゞ ディスクグラインダーで「チャイ〜ン」とマザー付属のパネルに合うように四角く切り抜きました。電源SW、電源LEDおよびHDDアクセスLEDへの結線は・・・忘れました。(^^ゞマザボの説明書(英語)と、電源SW基盤のパターンを追って「多分ここだろう」と接続。何回か間違えましたが、運良く?壊れませんでした。(~o~)
ASUSTekのP4B533−VM(箱です・・・)
マイクロATXなら、なんでも大丈夫でしょう。 |
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Intel Pentium4 2.0AGHz (これも箱・・・)
予算の都合でマザーはFBB533MHz対応なのにCPUは400MHz版を買いました。(^_^;) 当時(H14.8)はFSB533版は高かった〜。 |
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ペリフェラルコネクタをPentium4の12V電源コネクタに変換するコード。
これがないと純正電源ではP4マザーは動作させることができません。 |
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マザー付属のパネルに合わせて、筐体を削ってます。
下のほうが茶色いのは、グラインダー作業のため「コゲ」ちゃってます。(^^ゞ まぁ、愛着のしるしとでも言いましょうか・・・ 初めて筐体に加工を加えたので、この作業は慎重極まりないGOODな仕事でした。 |
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電源SW、POWER&HDDのLEDをマザボのコネクタに・・・
詳しく解説したいところですが、テキトーな作業であったため、メモなどとっておらず、写真提供しかできません。(*^_^*) たしか、純正のマザボ側のコネクタから精密ドライバーでピンを一本ずつ抜いて、SW基盤のプリントパターンとにらめっこしながらやったような・・・ 保障はできませんが、この作業、間違えてもマザーは壊れないようなことをどこかのHPで見たことがあります。 |
フロント端子を使いたい
S−VIDEOとVIDEO端子はENX−11と今までどおりに接続すればいいのですが、USBとiLINKは純正ケーブルを切ってテスターと半田ごてで自作します。例によって配線図はありません。(爆) iLINKについては純正マザー(P2B−AE)は専用コネクタでマザー直結でしたが、P4B533−VMにはIEEE1394が載っていないので、BUFFALOのIFC−IL3をPCIに接続し、内部のコネクタから自作ケーブルでフロントへ持ってきます。USBはマザーからやはり自作ケーブルで、フロントへ・・・残念ながら当方のスキル不足もあり、現状ではUSB2.0では使えず、1.1で我慢してます。
BUFFALOのIEEE1394「IFC−IL3」
PCI接続で、背面2ポート内部1ポートの構成。 内部に1ポートあるのがポイント!背面にしかコネクタが無いものだとフロントへ結線できません。(^^ゞ |
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左のコネクタから、S−VIDEO&VIDEOの純正コネクタ、USBの自作ケーブル、iLINKの自作ケーブル
自作ケーブルには申し訳なさそうに熱収縮チューブで絶縁しています。よって、結線図も今となっては書けません・・・(^_^;) テスターと半田ごてで、「二個一」をしたわけですが、残念ながらどうあってもUSB2.0では動作してくれません。(T_T) |
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フロント下部の基盤にコネクタを接続したところ・・・
写真では確認できないのですが、なんとかUSB2.0が使えないかと、0オームのチップ抵抗をはがしたりした、苦労のあとがあります。 |
電源の交換
純正電源のDELTA製DPS−150BBは結構な頑張りモノで、HDD2台+光学ドライブ2台+PCIスロット埋め尽くしでも別に支障はなかったのですが、ほんの少し電圧が不安定だったのでENHANCEのMICRO−2120Aに交換しました。交換ともなってFAN位置の関係上、ブラケットにまた加工を加えることになりました。
ENHANCEの2120A
よく似たモデルで2120Dとかもありますが、FANの取り付け位置が異なりRの筐体で使うには2120Aしか合いません。 |
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実はこの2120A、純正のFANより一回り小さいのです。
廃熱用のFANがブラケットに隠れないよう、またグラインダーの登場です!! なお、2120Aをブラケットに固定するネジ穴を作るつもりが削りすぎてしまったため、仕方なく強力両面テープで張り合わせしてます。幸いにも縦方向に抱え込むような状態のブラケットだったので「セーフ」です。(^^ゞ |
CD−RWへの交換
R50ってCD−R焼けないんです・・・(T_T) R60以上でないとCD−RWドライブついていないんです・・・悔しいので、CRX−160EをY!オークションでGET!パワーアップ編 その3にもありますように、「ポン付け」ができる貴重な(^_^;)ドライブです。
SONY CRX−160E
Rの筐体にポン付けできるドライブとしては最終モデルです。Y!オークションで入手しましたが、今となっては入手困難か・・・(^^ゞ まぁ、スペック的にいまさらどうでもいいようなドライブですけどね。 純正とCRX160Eのベゼルを入れ替えて撮影してます。 |
DVD±RWの増設
SONY−FUNな私は「DVDが焼きたい!」と思えば、SONY製のドライブDRU−500Aを買っていたのでした・・・(^^ゞ 色が違えど、同じSONYのロゴがあるだけで、結構マトモに見えるものですね。
SONY DVD±RWドライブ DRU−500A
購入動機は、デジカメ撮りためた子どもの写真をDVDで保存したい・・・ということになってます。(ヨメさんを丸めこむため) 本当は、単なる「物欲」ですな。(^^)v |
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ムラサキに白・・・一見すると変な組み合わせなのは認めます。が、SONYのロゴがあるだけで、不思議と違和感を感じさせないものがあるのは確かです。
PCに鈍感な友人は最初からこのデザインかと本気で思っていたようです。
PS このドライブを付ける前はRicohのDVD−ROM&CD−RWドライブ「MP−9120A」を使っていましたが、ベージュのドライブはかなり違和感ありました。 |
HDDが熱い!
緊急手術!!にもありますように、HDDが 70℃!? になるんです。(T_T) それもそのはず、Rの筐体って一番熱がこもる筐体内部の天井にHDDぶら下げるつくり・・・しかも、廃熱用のFANは電源部の放熱FANのみ! J−VAIOのように、前面下部へHDDを移動しました。また、背面上部に5inchベイほどの大穴を「え〜い!やってしまえ!!」的な作業で、またまた例によってグラインダーで・・・ガタガタに仕上がりましたが、見えないところなので良しとします。
ちょっとボケた写真ですが・・・
リアの上部に5inchベイくらいの大穴を開けました。 FANはPanafloの流体軸受けです。 黒のビニールテープで右半分はふさいであります。これでも暑くなるようならTWIN−FAN仕様にするつもりです。(^_^) |
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側面から見たところ
HDDが電源SWの真裏に移動し、もともとぎっして詰まっていた背面上部はすっきり!! グチャグチャのコード類は・・・もう少し何とかしたいものです。 |
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背面に増設したケースFAN部分
もともとはHDDをぶら下げてあった部分ですね。
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HDDのブラケットを固定するためドリルで2箇所穴あけてます。プラスのネジ2本で固定しているのが分かりますか?
風の流れは、メッシュ状の通風孔から吸気→上部増設のケースFANへ これによりHDDtemp.exeにより計測したところ室温28℃で30分おきに計測で以下のとおりでした 31℃→34℃→39℃→40℃→39℃→41℃→39℃ おおむね40℃くらいで安定ですね。(^_^) |
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分かる人には分かると思うのですが・・・
天井に引っ掛けるためのツメを4本とも折ってます。こうしないとフロント下部へネジ止めできないんです。 |
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PC Probe というASUS専用の電源・温度等の監視ツールです。
これによると一晩つけっぱなしでエンコード作業していたにもかかわらず、CPU47℃・MB36℃でした。 以前とは比べ物になりません。 |
オマケ!
ENX−11と無償提供版のGigaPocket3.0でリモコン使えてます。
Y!オークションでギガポリモコン&受光部を入手!!
まだ、ビニール掛けってのが・・・(^^ゞ 無償提供版のGigaPocket3.0で何の問題も無く使えてます。 モチロンOSはXPです |
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知る人ぞ知る「ROM焼きだいじょうぶ!」
こいつのおかげでBIOSの書き換えも心配いらず。かな〜りお勧めな一品です。(^^)v |
・・・Special thanks to Mr.TN!!