Arrows A20】

Ferrari F2001 スペシャルバージョンに続くクアラルンプール展示車輌第4弾です。クアラルンプール市内の多分一番の繁華街ブキッビンタンにある、KLプラザというショッピングセンターに展示してありました。何故この期に及んで今は亡きArrows A20なのか、しかも高木虎之助&ペドロ・デ・ラ・ロサコンビの1999年モデル。まあ、間近で見るのは初めてなので深くは考えないことに(^^;)
展示車輌の周りにはマシンを模したレースゲーム機数台や、予選の様子を放送するモニタ、チケットブースなどがあり、それなりのイベントにはなっていましたが、マシンはなんか手垢が付いたりとかしてちょっと汚かったですね〜

あ、例によって大きな写真にはリンクしていませんので、もし原盤?が欲しい方は‘み’までメールしてくださいね。ちなみに原版はキスデジで撮影していますので、大体1枚3MB程度ありますが、ここにアップしているのは1枚7〜8KBに圧縮しているので、かなり(特に赤が)汚くなっちゃってます(^_^;)

このA20ですが、個人的には結構お気に入りのマシンだったりします。虎之助が駆ったマシンだということもあるんですが、右下の写真でも確認できるように、グラマラスなサイドポンツーン形状と、大きく開けられた排気穴あたりが非常に斬新で、カッコいいかと。さらに、黒ベースのマシンって余りありませんから、これも良い感じに見えたんですよね。ただ、冷静に考えるとサイドポンツーンの形状はともかく、大きく開けられた排気穴は明らかに冷却能力不足を表していますし、車体の半分が黒ベースでスポンサーロゴが少ないのは資金不足を暗示しているようなものですから、当然ながら結果には繋がらなかったんですよねぇ・・・ こうなると、オレンジ&黒のカラーリングも腐ったミカンみたいに見えたり(^_^;)

虎之助といえば今年(05年)はGTやF-NIPPONに参戦しているようですが、やっぱりもうちょっとF1で頑張って欲しかったですね。Tyrrellのバンザイウィング仕様車の時はそれなりに速かったんですけどねぇ・・・(2005.9.15記載)