Ferrari F2001 Special Version】

McLaren MP4-15に続くクアラルンプール展示車輌第3弾。クアラルンプール市内の多分一番の繁華街ブキ・ビンタンに展示してありました。何度か前を通りましたが、時によってマシンが回転(展示台が回転するタイプ)していたり、レーシングスーツを着てマシンの前で写真を撮って貰えるイベントなどをやっていました。
肝心のマシンはF2001だと思いますが、ミハエルの7冠達成記念カラーリングになっているようで、ロゴなんかがかなり変わっていましたね。個人的にはちょっといただけないんですが、非常にレアなのでこれはこれで面白いかと。インダクションポッドやリアウィングに入っている赤いストロボストライプですが、ミハエルの7冠キャップのように7本かと思ったら・・・全然違いました(^^;)
あ、例によって大きな写真にはリンクしていませんので、もし原盤?が欲しい方は‘み’までメールしてくださいね。ちなみに原版はキスデジで撮影していますので、大体1枚3MB程度ありますが、ここにアップしているのは1枚7〜8KBに圧縮しているので、かなり(特に赤が)汚くなっちゃってます(^_^;)

ミハエルがイギリスGPでの骨折から復帰し、FerrariがちょうどF1に君臨し始めた頃のマシンですね。ところが、(03年には確かにかなりのマッチレースになりましたが)05年には完全に失速してしまいました。ミハエルの年齢的な衰えなのか、ロリー・バーンが開発に関らなくなってきたためなのかは分かりませんが、バリチェロも遅くなっていることを見ると、やはりマシン側のパフォーマンスに問題があるような気がします。個人的に一番気になるのがタイヤ。Bridgestoneは05年にはFerrari・Jordan・Minardiの3チーム6台のみのエントリーになってしまい、開発の方向性が若干変わってしまったり、レース中のラバーグリップがMichelinのものばかりになってしまったり・・・ Bridgestoneを履くトップチームがFerrariだけということになると、問題が起こった時に比較するチームが事実上なくなりますから、素人目に見てもこの辺が痛いような気がします。「魔法の靴」とまで言われたBridgestone。ジャパンパワーの一角として、今後も頑張って欲しいところですが、Ferrari、ミハエルとともに、06年以降は果たしてどうなってしまうのでしょうか・・・ (2005.9.10記載)