【ダミーバッテリを使ってみる】

 

これまでずっと興味があったんです、ダミーバッテリ。装着したときの軽さも魅力的なんですが、ACアダプタを接続した状態で通常のバッテリを装着しているとバッテリの劣化が進むこと、逆にバッテリを外して使えば本体の端子が剥き出しになってしまいますからね。

とはいったものの、これを手に入れるには「バッテリを分解してセルなどを抜く」他はありません(カラのパーツだけ入手出来れば話は別ですが・・・)。勿論、元気バリバリのバッテリを解体するのはもったいないことこの上ありませんので、充電出来ないとか、充電は出来るけど一瞬で放電してしまうような死に損ないのジャンクバッテリを解体してあげたいところです。手許にそんなバッテリがあればそれを解体してみるところですが、あいにくそんなモノもありませんので例によってオークションで探します。ただ、このジャンクバッテリは曲者で、セルやヒューズの交換でまともなバッテリとして再生出来るらしいんですよ。‘み’は怖くてそんなまねは出来ませんが・・・なんと言っても電源周りですし、火でも吹こうモノならショック死しますよね(^^;) そんなわけでジャンクとは思えないような値段が付くことが多いんです。更に、今流通しているバッテリは「BP51A/L」という現行のC1シリーズにマッチした濃いブルーのカラーリングになっており、本来のC1XG向け「BP51A」はまっとうな手段では入手出来ない(VAIOホームページでは販売していませんし、店頭在庫を探すか、オークションで落札するくらいでしょうか。それでも新品はなかなか見つからなくなってくるはずです。まあ、色に拘らなければ良いんですけどね)為、これも値上がりに拍車をかけているようです。では、今回はどうしたかというと・・・ 思いっきりダミーバッテリを落札してしまいました(^^;) ちなみにお値段は2,000円・・・ 高いっすよねぇ 我ながらなんというか・・・無駄遣いというか、ここに書くネタを買っているような気がしないでもないですが・・・ 

気を取り直して、今回GETしたダミーバッテリと
通常のSバッテリの比較です。
端子が見えない上の方がダミーですね。

中身がないので軽いのは当たり前なんですが、パフォーマンスの意味も込めて秤に乗せてみました。

【Sバッテリ】
170g
【ダミーバッテリ】
28g
【C1+ダミーバッテリ】
910g

セルと基盤を抜くとこれだけ軽くなるんですねぇ。本体にセットしてみても、140gの差は手に持った瞬間に分かります。「あれ、なんか軽いぞ」って感じですね〜(^o^)

こんな風に全く違和感はありません。
ていうか区別が付きません(^^;)

バッテリを外しておくときにちょっと不格好なんだよねぇと思っている方にはお勧め出来ますが、費用対効果を考えると決して良い買い物とは言えないような・・・ 他には人に持たせてびっくりさせるくらいしか使い道がありませんしねぇ(^^;) まあ、もともと自己満足の世界ですからね〜

(2003.01.01記載)