【マウス&トラックボール】

 

これもキーボード同様、かなり使用頻度の高い入力デバイスですので、重要な周辺機器の一つと言えます。純正マウスは味も素っ気もないモノで、お気に召さなかったので例によってオークションで売り払ってしまいました。写真も残っていませんが、現行最新機種でも同じモノが標準同梱されているようですので、気になる方はデモ機をご覧くださいませ。まあ、極普通のPS/2ホイールマウス(ボール式)ですけどね。

さて、私がメインで使っているのはELECOM製の光学マウス M-KWUP2RVA です。接続はUSBですが、付属のアダプタでPS/2ポートにも接続可能です。

本体の写真です。左に写っているのはサイズ確認用のスマートメディアです。

色はもちろんVAIOカラー!

裏側はこんな感じです。光学マウスなので右のように

ぴかぴか光ります。

光学マウスのいいところは、何よりメンテナンス(要するにお掃除)が不要、ということでしょう。ボールタイプのマウスはせっせとゴミを拾い集めてきますが、光学式の場合はそんなこと気にしなくてもOKですからね。加えて、マウスパッドなしでも操作可能なところもGOODです。参考までに・・・

操作○ : 布団、人間、Gパン、雑誌(ツヤのないモノ)、木製のオーディオラック、R60のボディ・・・
操作△ : 雑誌(ツヤのあるモノ)、ビニール製のクリアケース、C1XGのボディ・・・
操作×: ガラス面、鏡面、CD等のプラケース、畳・・・

私の身の回りのモノで試したところ、上のようになりました。○は快適に操作できた、△は何とか操作できないこともないかなあ、×は論外、ってところですね。なにやら怪しげなモノも混ざってますが・・・!?反射の良すぎるモノが駄目なのは分かるんですが、意外だったのが‘畳’です。感じとしては畳の目の方向にマウスカーソルが引っ張られるような状態で、お世辞にも操作できるとは言えないレベルですね。なお、これは完全に私見ですが、ボール式の方が光学式に比べて細かい作業には向いているような気がします。マウスを動かしたときのポインタの移動量が安定しているというか、そんな感じがしますね。 

さて、折角ですので、ここでVAIOマウスとサイズを比較してみましょう。VAIOマウスの方は市販されているUSB接続の PCGA-UMS1 です。

ELECOMマウスの方が一回り大きい感じですね。実際に

手にすると、縦横の長さよりも厚みがある点が一番大きな

違いとして感じられます。

ご覧のように、形は無論ですが意外とサイズが違います。特に手に持ったときのフィット感はメーカーや型番によって全然変わってくるはずですので、新しいモノを購入するときは性能や機能よりも実際に手に持った時の感覚を重視した方がいいと思います(ちなみにコードの太さ・柔らかさも結構違っています)。できれば店頭で触ったりしてから考えた方がいいでしょうね。最近では非常にたくさんの種類のマウスが発売されていますので、用途によって使い分けるのも面白いかもしれません。でもメモリースティックリーダライタ機能があるマウスとかって言われると、ちょっと物欲が・・・(^_^;)



これまた意外なモノなんですが、最近私はトラックボールを常用しています。実は半年程前に香港へ遊びに行ったんですが、香港ではマウスとトラックボールと、売場面積が半々くらいなんですよね。日本ではマウスが圧倒的に多数を占めていて、トラックボールはちょっと探さないと見あたらなかったりするんですけどね。で、実際に香港で使ってみると、結構いい感じでした。もちろん慣れるまでが大変なんですけど、慣れてしまえば動作自体が圧倒的にマウスより少なくなるので、ラクチンなはずです。と言う訳で香港で購入・・・ 

と思ったんですが、平均的なモノで日本円換算4〜5K円と言った価格帯だったため、決して安くはなかったこと、ドライバ関係がかなり不安だったこと、から現地での購入はやめてしまいました (^_^;) で、日本で物色した結果購入したのがこれです。

Logicool 製のワイヤレストラックボール CT−64UPi です。正確には

トラックボールではなく Cordless TrackMan® Wheel  と言うようです。

接続はPS/2 or USB。W2K対応です。

今回はちゃんと店頭で購入。発売直後だったこともあり、約9K円でした。左のグレーのモノは無線受信部です。今更ながら‘無線’コードレスで、‘赤外線’コードレスではないので、TVリモコンなどでよく見られる送信部・受光部等はありません。これまたちょっと不思議・・・ 上述の通りキーボードをコードレスのモノにしているため、‘どうせ買うならコードレス’という気持ちが強かったんです。他にも同社品で CT−74UPiもあるんですが、こちらはより高価な上、どうもボールを親指と人差し指で挟むのがお気に召さなかったので却下しました。併せて、実際にホールドしたときのグリップ感も大変重要になります。ここはマウスと同じですね。参考までにサイズはこんな感じです。

これで参考になるんでしょうか・・・?前出のエレコム製光学マウスとの

ツーショット写真です。

サイズと言えば、やはりLogicool 製のトラックボール(コードレスではありません)で、 ST−64UPi があるんですが、これはかなりグリップ感が違っていました。形状が酷似しているように見えるので、コードレスかどうかの違いだけだと思っていたんですが、実際にホールドしてみると購入した CT−64UPi の方が本体の高さがあり、個人的にはこちらの方が私の手にフィットしました。逆に ST−64UPi の方は平べったい印象で、掌が浮いてしまうような感じがして今一しっくりきませんでしたねえ。もし逆だったらどっちを購入していたか分からないくらい違っていました。やはりこういったモノは触って見ないと駄目ですね。百聞は一見に如かず、百見は一触に如かず。ですねえ (^_^)v