【2009鈴鹿 F1 日本GP観戦記 その1

1.プロローグ


3年振りに帰ってきた鈴鹿サーキットでの日本GP。2007年の富士スピードウェイは惨憺たるレース観戦、2008年はカイゼン効果で快適な観戦が出来たものの、大赤字もあって富士がF1を撤退してしまったんですよね。もともと2009年以降は富士と鈴鹿の交互開催のはずだったんですが、これで2010年も鈴鹿開催が決定し、2009〜2011年まで3年連続鈴鹿での日本GPと相成りました。

鈴鹿はコースレイアウトこそ変更していないものの、F1を開催していない間にリニューアルし、アクセスや設備などが随分快適になったそうなので、それも期待して今回は(一時的なチケットや自由席の土手の上で見たことこそありますが)本格的には初観戦となるC2スタンド(2コーナースタンド上段)を確保しました。これまでのF1観戦では撮影のしやすさを考慮し、割と車速の落ちるシケインやヘアピンでの観戦が多かったんですが、撮影できないこともないだろうと、レースを楽しめそうな席をGETしました。‘み’の選ぶ席にしては高めの37,000円ですけどね〜 実際チケットを購入したのは3月の末頃だったんですがスタンド自体はまだ結構選べたように記憶しています。実際に観客は金曜日が31,000人、土曜日78,000人、日曜日ですら101,000人だったそうで、前回に比べれば大幅に減っていますからね。鈴鹿直前の地上波GP中継でも「チケット販売中」てなんてテロップ出てましたねぇ 自由席無しのALL指定席に変わったのも影響しているかも知れませんけどね。

これが2009年の鈴鹿チケット。

これまではもう少しCGデザインっぽい感じだったような気がしますが、

ちょっと傾向が変わっていますね。

あ、毎年この時期には、スズカ(orフジ)スペシャルと勝手に題して何かしらデジタル系のデバイスを投入するんですが・・・ 2006年鈴鹿向けのサンヨン、2007年富士向けの40Dと来て、2008年には(富士向けではなかったものの)1.4xテレコンをGETして持ち込んでいるんですよね。で、今年は当然7Dが欲しくなるんですが、ちょうど発売が鈴鹿と同じタイミングだったので逝かずに済みました。危ない危ない(^_^;)



2.金曜日の鈴鹿入り


3年振りの鈴鹿と言うこともあり(スズカスペシャルを投入しなかったこともあり!?)、今年は気合を入れて金曜日から休みを取って参戦しました。とは言え、‘み’の神奈川県内の自宅から金曜日の朝出発するとFP1(Free Practice 1)にはまず間に合わないので、今年は金曜日午前中に鈴鹿に入り、FP1はあきらめて空いているうちにブースなどを回る作戦に出ました。

ということで、朝やや遅めののぞみで名古屋へ入り、一番速い9:35発の快速みえ1号で鈴鹿サーキット稲生へアプローチしました。それより早い時間帯は各駅しかなかったので、名古屋から直通で入るにはこれがベターかと。名古屋駅にのぞみが着いたのは9:15頃。そのまま在来線に乗り換えたんですが、平日の朝と言うこともあってか、快速みえは出発直前まで空席が残るような空き具合で、楽々座れてしまいました。
が・・・ この日はもともと午後から小雨の天気予報だったので、ある程度覚悟はしていたんですが、名古屋で既に結構な量の雨が・・・(T_T) 2007年の富士の悪夢を思い出していると、電車に乗っている間に雨が上がってくれたんですよね〜 レース観戦中は兎も角、ブースを回ったりするには雨は非常に邪魔なので、これは幸先が良いなと。

鈴鹿サーキット稲生駅を降りた直後の様子。

「ただいま、SUZUKA。 おかえり日本グランプリ。」のノボリが歓迎してくれました。

それにしても、こんなにタイミングよく雨が上がってくれるとは(^o^)丿

ちなみにこの辺りの様子はブログ(10/2辺りのエントリはここ)にも現地からちょこちょこエントリを上げているので、あわせて見ていただけると分かりやすいかも知れません。



3.鈴鹿到着

鈴鹿サーキット稲生からはいつものように徒歩でサーキットへ。ただ、リニューアルされた鈴鹿は入場ゲートも随分増やされていて、稲生からだと1コーナーゲートがかなり近い位置に開かれていました。今までは関係車両の出入り口だった辺り(ヘリポートの近くを抜けるイメージですね)にゲートが作られ、これまでならメインゲートや南ゲートまで行く必要があったんですが、特に1〜2コーナーやS字辺りへのアクセスが格段に良くなっていました。遊園地側にもプールサイドゲートが作られていたので、この時の‘み’はこのプールサイドゲートから遊園地方面に入ってみました。

プーサイドゲートへ至る案内標識。左の写真で中央やや右下の赤い十字が現在位置です。
そこからプールサイドゲートへ至るシケインのような道そのものはいかにもF1のためだけに係員用の通用口を開放しました的な雰囲気が満載でしたし、一気に大量の人が通れるとは思えませんでしたが・・・

それでもこうやってアクセスを良くしてくれているのはありがたい限りです。また紹介しますが、サーキット内にはこれと同じようなマップが至る所に出されていて、非常に分かりやすかったです。
デザインや色の配置なんかは、カイゼンされた2年目の富士のそれを思わせますが、鈴鹿はちゃんと富士に学んだってことが垣間見られたように思います。

毎年遊園地にはF1マシンの展示とかが結構あって、普段見られないマシンとかにお目にかかれるので、その辺を空いているうちに見て置こうと企んだんですが・・・ 遊園地は全く持って遊園地でした(^_^;) 富士ではブース自体が少なくてちょっと寂しかったりしたので、鈴鹿にはちょっと期待していたんですが、これも不景気の影響なんでしょうかねぇ

遊園地側はこんな感じ。グッズショップやお土産物屋さんがある程度でした。

あ、そうそう、この時点でプログラムとチケットホルダー(鈴鹿21回目GPバージョン)をお土産の意味も含めてGETしています。

これは帰宅後のショットですが、プログラムとチケットホルダー。

SAF1撤退後、特定のチームを応援していないので「SUZUKA2009」と書かれたホルダーをチョイス。

割とチャチな作りなので安かったような(^_^;)

ということで、何も見るものが無かったので早々に退散し、メインゲートの方へ移動しました。   (2010.01.27記載)


その2につづく