【2010鈴鹿 F1 日本GP観戦記 その4

1.カメラマンシートへ

GPスクウェアを見終わった時点でまだ11:00頃と、ちょうどFP1が終わっるタイミングだったんですが、カメラマンシートのビブスが無いと専用エリアに入れないので、D〜Eスタンドの間にあるオアシスの一角にあるカメラマンシートの受付に向かいました。

これがカメラマンシートの受付。仮説テントですけどね〜

テントとは言え、ビブスの受付以外に荷物を預かってくれる窓口が3〜4人、スタッフも10人以上はいたように思いますし、かなりしっかりしていたように思います。ここに出入りする度に景気の良い挨拶をしてくれたりしましたし、レンズを交換したり荷物を詰め替えたり出来るスペースや机も(数人分ですけどね)用意されていて、確かに荷物の多い「アマチュアカメラマン」のニーズに合わせたんだなぁと思えました。何より土曜日には雨を避けながらレンズ交換できたりしたのが嬉しかったですね。

と、ここでチケットと同送されてきた引換券を提示し、ビブスを受け取りました。これを着けていると、C2・D・E・I・L・Nの各スタンドに用意されたカメラマン撮影エリアに入れると。

これがそのビブス。レース終了後は当然持って帰れましたので、

日曜日の鈴鹿並みにピーカンになった月曜日、

自宅で洗濯→干している時のショットです(^_^;)

実はこの時点で、FP2はヘアピンのIスタンドで撮影するつもりでいたんですが、まずは直ぐ側にあるDスタンドの自席を確認してみました。

Dスタンドはこんな感じ。
座席は木製で確かにかなり広めのスペースが用意されていました。

Dスタンドの一番上の通路の一部がカメラマン撮影エリアになっている上、自席でなくともDスタンドの上部で撮影も出来るという環境だったので、流石と思いたかったんですが・・・

ABブロックの7列目の自席からコースを眺めてみると、一番コースが近い真正面はフェンスの上部がコースに掛かってしまう状態で、照明?のコンクリート支柱もかなり邪魔な感じ。障害物無くコースを眺められるのはS字方向の一部のみという惨状で、決して撮影向きとは思えない座席だったんですよね。もう少し前であればフェンスも余り気にならないかも知れませんが、‘み’はそんなに大口径のレンズを持っている訳ではありませんし、中途半端に上の方なので普通にシャッターを切っても間違いなくフェンスが邪魔になるなと・・・

自席からの目線ではこんな感じになったんですよね。 ちょっとこれは・・・ 

カメラマンシートと謳って高い料金を取る以上、自席もそれなりにカメラマン向けであって欲しいと思って然るべきでしょうし、シートの配置を(前列や後列に寄せるように)考えるとか、最初からD席自体は通常レベルとはっきり明記するとか、或いは自席無しでどこの撮影エリアにも入れるだけのシートにするとか・・・ 来年に向けて要改善ではないかと思います。

ちなみにこれがカメラマン撮影エリアの説明書き。

Dスタンドは地面が工事中のロープのような黄・黒のテープで仕切られる形で明示されていたのでこの説明書きも地面に貼ってありましたが、大抵スタンドの入り口とエリアが分けられていたりしていましたね。

という訳で、自席が微妙だったので、FP2に向けてIスタンドへ移動しました。この日はいつ雨が来てもおかしく無いような曇りだったので、雨装備が入っている荷物は預けずに、レンズもサンヨンには交換せずにサーキット内を撮影しながら移動しました。



2.Iスタンドへ

実は‘み’、何度か鈴鹿には足を運んでいるものの、スプーンやバックストレート方面にはほとんど縁が無かったので、良い機会だと思って西コース周りでヘアピンに向かいました。

D〜Eスタンドのオアシス横からEスタンド脇を抜け、デグナー東ゲートから一度外へ。デグナーの真裏を通って西ストレートゲートから再入場・・・という感じ。

デグナー裏当たりの様子。余り車は通りませんが、公道のようなので要注意。
西ストレートゲートの様子。

この辺はショップなども少なく、ちょっと時間がゆっくり流れているような感じすらありました。

あ、ここに案内所があったので、ちょっと気になっていた案件を確認してみました。WEBサイトとかの注意書きを読む感じでは、「金曜日の自由席エリア、カメラマンシート専用撮影エリア・・・を除く場所での20cm以上の望遠レンズ使用がNG」なので、この日のV以外のスタンドは長いレンズOKと思えたんですよね。それならわざわざ席のないカメラマンシート専用エリアではなく、専用エリアのないスタンドに行った方が色々と良いのかなと。
で、
「今日はV以外自由席ですよね?その自由席エリアで20cm以上の望遠レンズを使って良いんですか?」
と聞いてみたところ、
「長いレンズを振ったりして他のお客様の邪魔にならないようにという配慮なので、その範囲でなら。今日のこの混み具合なら邪魔というこもないでしょうし・・・」
という微妙なリアクションでした。どうも「金曜日の自由席」以外の時の話を含めて微妙な返事をしてくれたようで、どうにもかみ合っていないような感はありましたが・・・ まあ他の方の邪魔にならないに越したことはないですし、折角の専用エリアなので、素直にIスタンドの専用エリアに向かいました。

西ストレートゲートをくぐると、いきなり激しい上り坂。舗装こそされていますが、転んだら下まで転がってしまいそうな坂でした(^_^;) 坂を上り切ったところにあるトンネルでコースを潜ると、殆ど山の中のハイキング状態(^_^;) 案内板とかはしっかりしていたので迷うことも無かったですが、2006年までは1コーナー裏とかもこれに近いような状態だったはずなので、流石に西コースまではお金を掛けられなかったってことなんでしょうね。

ちょうどヘアピンの内側の分岐路。正面方向から歩いてきた感じです。

右前側がJスタンド(200R外側)、

左後方が130R方面への通路、右後方がヘアピン方面ですね。

この辺は通路も狭く、決勝後は大渋滞になったんでしょうね。実測したわけではないですが、グランドスタンド方面へ戻って130R裏を抜けるルートと余り距離は変わらないかも知れませんね。

ということで到着したIスタンドの専用撮影エリア。

FP2は14:00からで、これはちょうど13:00頃。

Iスタンドはヘアピン立ち上がり側のスタンドで、専用エリアは最前列の一部とヘアピンの頂点側の坂部分(あと、バックショットが撮れるというヘアピンのアプローチ側も専用エリアになっていました)でした。‘み’はIスタンド入り口から入れるIスタンド直ぐ横の斜面に陣取りました。ちなみにIスタンド自体はこの時点で殆ど一杯。長いレンズを準備している人もいましたが、好き勝手に移動できる自由席というイメージでは無かったですね(^_^;) ヘアピンも毎年スタンドの配置が変わりますが、2010年は立ち上がり側にIスタンドがあっただけで、他はカメラマン専用撮影エリアがあったのみ。ここは写真撮影抜きでも良いポイントだと思うんですけどね。       (2010.11.21記載)


その5につづく