【2011鈴鹿 F1 日本GP観戦記 その10

1.予選観戦

という訳で観戦した予選。詳しくはブログにエントリを上げているのでそちらも見て頂ければありがたいですが、ここでは画像中心で。

流石にヘアピンのクリップ側。マシンも直ぐ近くを通るのでサンヨンx1.4テレコンでもそこそこマシンに寄った絵が撮れました。逆に車速がかなり落ちるので、流し撮ろうとしてもそう綺麗な感じにはなりませんでしたけどね。

ということで、まずはQ1落ちの各車。

ノータイムのヴィタントニオ・リウッツィ。
同じくまともに走れずにノータームのニコ・ロズベルグ。
22番手のルーキー、ダニエル・チャルド。
21番手ティモ・グロック。
20番手はルーキーのジェローム・ダンブロシオ。
19番手ヤルノ・トゥルーリ。
18番手ヘイッキ・コバライネン。

Q1では小林可夢偉が明らかに狙ったと思われるラップでトップタイムをマークしてれて、鈴鹿が大盛り上がり。場内放送も興奮する感じで煽っていました。タイムを出した時点ではまだ全車のアタックが終了しておらず、確か2分ほど残っていたんですが、‘み’の周りの人も「このまま終わってくれ〜」「歴史に名前が残る!」と盛り上がっていたんですよね・・・
これは地上波の中継でも同じような雰囲気でしたが、特にヘアピンには小林可夢偉応援席があり、ここは白い旗が沢山振られていて良い感じでしたね〜

興奮覚めやらぬ中のQ2。Q1トップタイムの可夢偉でもQ3進出は厳しくなるのは分かっていましたが・・・ 可夢偉はラストアタックでQ1のタイムを更新し、しっかりと8位タイムをたたき出してくれました。その後セナなどにタイムを更新されて10位まで沈んでしまいましたが、しっかりと母国でQ3に進んでくれたのは流石だなと。 ということでQ2脱落組みのショット。ほぼ同チームが連続して並んでいるのが印象的ですね。

17番手セルジオ・ペレス。

Q2ノータイムなのでこれはQ1のショット。
16番手ハイメ・アルグアリスアリ。
15番手セバスチャン・ブエミ。
14番手はルーキー、パストール・マルドナド。
13番手大ベテラン、ルーベンス・バリチェロ。
12番手はルーキー、ポール・ディ・レスタ。
11番手エイドリアン・スーティル。

Q3はちょっと予想外の展開で、終盤までタイムを出しているのが4〜5台のみ、しかもラストアタックも行わないマシンが4台もいるというちょっと肩透かし感のある展開になってしまいました・・・

ポール自体は区間タイムトップを全くマークしてないベッテルがラストアタックでバトンを0.009秒上回るタイムをたたき出し、FP1〜3までトップタイムを出していたバトンから奪い取ったんですが、可夢偉、ミハエル、ペトロフ、セナの4台がタイヤ温存の意図でノータイムに終わり、可夢偉は10位から追い上げかぁとか思っていたら・・・
なんと夜にWEBを見ていたら、7番手とのニュースが!!

‘み’も当然前のセッションのタイムで順位が決まると思っていたんですが、ノータイムのマシンが複数台いた場合、
 1. アタックラップを開始して予選タイムを記録しようとしたドライバー
 2. アタックラップ自体を開始しなかったドライバー
 3. 予選時間中にコースインしなかったドライバー
の順でグリッドが決まるという規定があるそうで、アタックラップを行ったと見做された可夢偉が4台の中で最上位になったんだとか。

10番手はノータイムのヴィタリー・ペトロフ。
9番手は同じくノータイムのブルーノ・セナ。
8番手はやはりノータイムのミハエル・シューマッハー。
7番手はノータイムながら繰り上がった我らが小林可夢偉。
6番手はタイムを出した中で最後尾のマーク・ウェーバー。
5番手はフェルナンド・アロンソ。
4番手はフェリペ・マッサ。
3番手はルイス・ハミルトン。
2番手はジェンソン・バトン。FP1-3までトップだったんですが・・・
ポールはお約束のセバスチャン・ベッテル。

こんな神懸った予選で自己最高位の7番グリッドを母国で確保するなんて、小林可夢偉には去年のオーバーテイク大会のように今年も何かやってくれるんじゃないかと期待しちゃいますよね。まあ、そう思えていたのも決勝のスタートまでなんですが・・・(^_^;)




2.ポルシェカップと土曜日の帰路


この日は予選終了後、そのままポルシェカップをヘアピンで観戦してから帰路につきました。

ポルシェカップの様子を少々。

距離が近いのでかなり寄った絵になりましたね〜

ちなみに勝ったのは右下の写真のカーナンバー14.安岡秀徒ですが、実はとんでもない記録だったことが日曜日に分かったんですよね(^_^;)

で、ヘアピンを出たのが16:00過ぎ頃。

その頃のヘアピン裏辺りの様子。

この日は名古屋泊だったんですが、ここで紹介したように土曜日&日曜日の帰路は鈴鹿でのF1観戦の鬼門なので、去年同様に三重交通の名古屋駅直行バス「F1 EXPRESS」を事前予約してあったんですよね。基本的に随時出発なので待ち時間はほぼ無い上、出発時間が固定されていないのでレース観戦の状況に応じて帰れますし、慌てる必要もないのが有り難いんですよね。

で、この日はバス乗り場に到着したのが16:25頃。

その頃のバス乗り場の様子。

まだ当日受付もしていたようです。

ウリどうり直ぐにバスに乗ることが出来、乗ったバスも丁度最後の数人だったこともあって直ぐに出発してくれました。大体サーキット周りが渋滞するんですが、土曜日のしかも予選の直後でなかったこともあり、鈴鹿サーキット前交差点の付近も車が流れていたので、ほぼ渋滞に巻き込まれることもなく、1.5時間程度で名古屋駅に到着してしまいました。通常2時間程度は掛かるので、30分とはいえ早く着いたのは有り難い限りですね。

この日は名古屋駅で名物のひつまぶしを頂き(詳細はリンク先のブログエントリで。日曜日のレース後は駅周辺の名古屋系ご飯屋さんはF1軍団で一杯になってしまうので、多少でも空いていた土曜日に食べてみたんですけどね)、そのまま宿に直行しました。

この日の宿はアパヴィラホテル 名古屋丸の内駅前

お部屋は余り広くはありませんでしたが・・・

名古屋駅から地下鉄に乗って2駅の丸の内駅から直ぐという感じなんですが、歩いても15分程度なので、‘み’はお金をケチって徒歩で向かってみたりしました(^_^;) 日曜日の朝がどういう鈴鹿へのアプローチになるか分からなかったので、徒歩圏内なのは結構ポイントだったりもしますし、一度このアパヴィラホテルの朝食を食べてみたい気もしたので、11,000円とかなり割高だった上、タバコを吸わないにも関わらず喫煙ルームしか残っていなかった部屋を押さえてしまったんですよね。まあ、多少部屋のタバコ臭は気になりましたが、露天風呂もあり、決して悪くなかったと思います。

   (2012.01.02記載)


その11につづく