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【YUZUでSAKURAの前面端子を使う】



というわけでずーっと使えないままになっていた前面入力端子ですが、皆様のおかげで無事に使えるようになりました。とはいうものの配線やケーブル内の信号を完全に理解している訳ではないので、ここではどのようにしたら使えるようになったのかを中心に記載していこうと思います。


1.前面端子を使えない原因    (2002.10.15記載)

まず、散々書いてきましたが、SAKURAとYUZUでは前面端子から延びる10pinケーブルを差し込むコネクタの位置が異なり、SAKURA付属のケーブルでは短くて接続出来ません。そこでYUZU付属のケーブルを使用することになるのですが(SAKURAのケーブル延長やケーブル自作という手もあるんですけどね)、コレではGigaビデオレコーダでの入力選択は可能なモノの、肝心の映像が表示されません。
ここまではYUZUへの換装ページで記載したとおりなのですが、その原因がやっと分かりました。どうやら、
SAKURA付属のケーブルとYUZUのそれでは、10pinのpinの繋がり方が違うようなのです。確かに以前‘み’がアップした画像でも、何となくですがそれを確認することが出来ます。コネクタが茶色い方がYUZU用なんですが、その手前でケーブルが左右に入れ違っているのが分かると思います。つまり、単純に長いからと言ってケーブルYUZU用のモノに変更しても、pinの順序が変わったまま接続していることになるんです。これじゃあちゃんと使えないですよねぇ、前面端子(^^;) で、この点も含めて皆さんから頂いた情報を総合すると以下のようになります。

A:MPEGボード側のSAKURA・YUZUの基盤側のpin順序は同じ
  10pinのうち、何番目が何の信号(R音声とか、S映像とか)を受け取っているのかには
  変化がないということです。
B:前面端子側のボードでは、SAKURA・YUZUで基盤側のpin順序が異なっている。
  前面端子用のパネルの方は、SAKURA・YUZUで基盤そのものが変わっており、pinの配列も
  変わっているようです。そういえばRXシリーズってUSBポートが縦向きに付いてますからね。
C:両ボードを繋ぐケーブルは、pin接続順がSAKURA用・YUZU用で違う。
  SAKURA用は単純に一端で一番上のpinと反対側で一番上のpin、二番目のpinは二番目・・・
   というように順序よく接続されていますが、YUZUの方は何カ所か順序が入れ替わっているようです。
   便宜上、SAKURAの繋がり方をストレート、YUZUの繋がり方をクロスと呼びます。

今回、‘み’はYUZU本体とそのケーブルを入手してSAKURA本体と換装しましたが、前面基盤はSAKURAのモノをそのまま使用しています。ここも入手して交換すれば解決するんでしょうが、USBポートやiLINKポートのことなどを考えると現実的ではありません(現実的にはその辺のポートが使えなくなる方がダメージがでかいんですよねぇ)ので、なんとかSAKURA用の前面端子とYUZUを接続する方法を、ケーブルを加工することに求めてやります。


2.ケーブルの違い    (2002.10.15記載)

では、SAKURA用・YUZU用のケーブルの違いは何なのでしょうか。長さはもちろんですが、pinの配置について確認してみます。

YUZU用ケーブルのコネクタです。
左の白い方がMPEGボード側、茶色い方が前面基盤側。
MPEG側はSAKURA用のものも同じなんですけどね(^^;)
10pinが色分けされており、2.3.2.3本ずつ束になっているのが
分かるかと思います。
ちなみに茶色い方は既にいじっているのですが、
この写真の並び順は不正解です(T_T)
並び順は参考はしないで下さいm(_ _)m

以下にケーブルのpin並び順を記載しますが、この上の写真の向きを基準にしますのでご注意下さい。実はこの「向き」が結構ポイントだったりするんですけどね(^^;) えーっと、櫛状になっているというか、ピアノの鍵盤のようになっている側を上にし、MPEGボード側はコネクタに差し込む方を左、前面基盤側は差し込む方を右にした状態ですね。

SAKURA用ケーブル YUZU用ケーブル
MPEGボード側 前面基盤側 MPEGボード側 前面基盤側
コネクタは コネクタは コネクタは コネクタは

これを見てもいまいち分かりませんね(^^;) ここで言えるのは「どちらのケーブルもMPEGボード側のpin配列は同じだが、前面基盤側は違っている」ということですね。ってことは、YUZU用ケーブルのpinをSAKURA用を基準にして並び替えてやればOKということになりそうです。あ、SAKURA用がクロスしているように見えますよね?? 実はコレが大きなワナで、実際にPCに基盤を組み込んだ状態でこのケーブルを接続すると、MPEGボード側こそコネクタの鍵盤状の側が上になるんですが、前面端子側はそれが下になるんです。この表は敢えて鍵盤状の側を上にして記載している(実はコチラの面を上にした方が作業がし易いんです)ので違和感がありますが、実際は片面が裏返ることになるので、表のどちらかを上下逆にしてみると実態とイコールになります。その場合は左右のpin配列が完全に一致しますよね〜

SAKURA用ケーブルを接続した状態。左がMPEGボード(YUZUですけどね)側、右が前面基盤側。
左では鍵盤側が上、右では鍵盤側が下になって接続されているのが分かると思います。
この写真はBBSでのやりとりのなかで‘み’がお願いしてご提供いただいたモノを
若干加工させていただいたです。キララさん、ありがとうございますm(_ _)m
これもキララさんのご提供。上側が前面基盤(SAKURA用)、
下がMPEGボード(YUZU)側。ケーブルはSAKURA用。

10pinの細いケーブルが2.3.2.3本ずつ束になってクロスしないで
まっすぐに繋がっている様子が分かります。
一見、完全にストレートに繋がっているんですが、上の2枚の写真と合わせて
考えると、コネクタの上下を入れ替えた状態でストレートになっていることが
理解出来ます。

なお、YUZU用のケーブルの方は上記の表のように確かにクロスしているんですが、中間の2.3.2.3本ずつの束の中でのみのクロスで、その束の外のpinとのクロスはありませんでしたので加筆しておきます。


3.pin配列変更    (2002.10.18記載)

さて、実際に10pinの配列を変更してみましょう。手順としてはコネクタからpinを抜く〜順番通りに差し替えるという簡単なモノです。

pinはそれぞれがコネクタの穴に差し込まれる形で固定されています。pin側はその端を被う金属パーツにかぎ爪ような部分があり、ここをコネクタ側の鍵盤状の部分がストッパーになる形で物理的に押さえています。ハンダや接着剤が使われている訳ではないので、この鍵盤状の部分を軽く持ち上げた上でpinを引き抜くようにすると、結構簡単にpinははずれます。最初はどうやって引き抜くか真剣に悩みましたけどね(^^;)

この写真で上のつたない説明を何とか理解してください(^^;)
カッターが写っているのは鍵盤部分を持ち上げるのに使用した為です。
コネクタの写真の面から鍵盤部分の下にカッターの刃先を差し込み、
てこの原理を利用して軽く持ち上げます。
そのままの状態でpinを引っ張ればスムーズに引き抜けます。
実際はpinを引っ張りながら鍵盤部分を持ち上げるような順序の方が
やりやすいハズです。

こんな感じで1本ずつpinを引き抜いていきます。全部のpinの配列が違うわけではないのですが、作業のし易さや間違いにくさを考えると、一度全部抜いた方が良さそうです。なお、コネクタのプラパーツは余り頑丈そうではないので、無理矢理持ち上げると鍵盤部分を破損するかも知れません。差し込む方は簡単ですので、ここは1本ずつ丁寧に作業することをお勧めします。

で、1本ずつpinを抜いて裸になったコネクタです。
この写真はインパクトこそありますが、余り意味はないですねぇ(^^;)

後は上記pin配列に合わせて順番にpinを差し込むだけです。奥まで挿すと鍵盤部分が勝手にロックしてくれます。上の裸のコネクタの向き(鍵盤側が上&pinというか3色のケーブルが左側に延びる状態)を基準にすると、下の表のようなpin配列が正解になります。このコネクタの向きとpin配列順序はこのページの肝なので、十分に注意してください。まあ、結局はSAKURA用ケーブルの前面基盤側配列と同じ形になるんですけどね。手許にSAKURA用ケーブルが残っている方は、そっくりその配置をまねすれば良いだけですので、これを見ながら作業すれば完璧ですね。

表A  【前面基盤側 YUZU用茶色コネクタ】
〜鍵盤部分が上・ケーブルは左へ延びる〜

これだけだと分かりにくいかと思いますので(この状態の写真取り忘れました・・・)、写真を合わせてもう少々・・・

表B  【前面基盤側 YUZU用茶色コネクタ】
〜鍵盤部分が下・ケーブルは左へ延びる〜
上の表A「鍵盤部分が上・ケーブルは左へ延びる」状態を180°縦方向に回転させた
(つまり裏返した)状態のpin配列とその写真です。冷静に考えればひっくり返しただけ
ですので、上の表のpin配列を下から読み直しただけになってます。
この状態だとMPEGボード側のpin配列と全く同様、つまり「ストレート」という意味が
ご理解いただけるのではないかと・・・(^^;)

「ストレート」を分かり易くするために敢えて表Bも用意したんですが、実際にpinをコネクタに差し込む際には、表Aの向き(鍵盤が上、と言う意味です。pinがどちらに延びるかは利き手の問題だけですね)の方が作業しやすいです。差し込んだpinの先がコネクタの隙間から確認出来るからでしょうけどね。まあ、直ぐ上の写真(クリックで拡大します)を参考に差し込んでいけば間違いはないと思います。なお、一点だけ注意ですが、SAKURA用のケーブルがそうだったように、YUZU用も10pinの細いケーブルが2.3.2.3本ずつグレーの束になっていますが、今回のpin配置変更でこれがクロスすることはありません。

能書きは抜きにして一言でまとめると・・・

YUZU用ケーブル
白コネクタ(変更無し)
グレーの
ケーブル束
YUZU用ケーブル
茶色コネクタ変更後
 1. 1本目  1.
 2.  2.
 3. 2本目  3.
 4.  4.
 5.  5.
 6. 3本目  6.
 7.  7.
 8. 4本目  8.
 9.  9.
10. 10.
鍵盤側が上向き この状態(向き)
で左右のpinを
上から順に接続
鍵盤側が下向き

こんな感じです。pinを上から1.2.3.・・・と数えるなら、白コネクタも茶色コネクタもこの「写真の向きで」上から1.2.3.・・・と数えればいいことになります。で、そのまま同じ番号同士を繋げばいいことになるんです。グレーの束がクロスしないのもうなずけると思います。

あとは実際にMPEGボードと前面基盤を接続すれば良いだけです。

MPEGボード側のコネクタ。     
  鍵盤が上を向いています。
前面基盤側のコネクタ
鍵盤が下向きですね。  

ただ差し込むだけなんですが、前面基盤側は奥まったところにあって抜き差しが結構大変です。直ぐ上にあるモデム&PCカード用コンボカード?が邪魔で指もなかなか入りません。‘み’は無理矢理差し込みましたが、面倒くさがらずに一度コンボボードを外した方が良いかも知れません。で、Gigaビデオレコーダを起動すると・・・

「VIDEO2 INPUT」(前面)を
選択出来るように
なりました(^^)/

現時点ではコンポジット
入力でDVカメラを接続して
みただけですが、きちんと
動画を取り込めていました。

ちなみにPrintScreenでは
その映像まではキャプチャ
できませんので、TVやモニタの
カタログなどでよく見かける
「ハメコミ合成」風にしてみました。
ちょっと先日のお祝いを
兼ねてますけどね〜(^^)/

・・・このようにずいぶんと長い道のりでしたが(実際にYUZUに換装してから半年位は経過してます)、皆さんから頂いた情報を元に何とか前面端子を生かすことが出来ました。ご協力下さった皆様、本当にありがとうございましたm(_ _)m