【Ferrari F1 2000】
さて、このページは久々の更新です。文字通り2000年のフェラーリ「F1 2000」です。東京のお台場にある「Shell Museum」に展示してあったモノです。ここは結構展示車両が入れ替わる(前はここで紹介しているようにマクラーレンがあったんですよね)ので、マニアックな方は要チェックですね。あ、このマシンはカフェの一角に展示してあるような状態なので。入場自体は無料ですが、真剣に見るならオーダーが必要かも・・・ ‘み’が行った時にはカフェがお休みだったので、センサーに触れて警報が鳴らない程度に近寄りましたが(^_^;)
とはいえ、反対側には回り込めなかったりとか、フラッシュがとどかなかったりとか・・・ かなり制限された撮影になってしまいましたので、似たようなショットが多くなっていますがご容赦ください。
あ、例によって大きな写真にはリンクしていませんので、もし原盤?が欲しい方は‘み’までメールしてくださいね。
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まずはマシンの全景からフロントウィング周り。ここまで縮小すると赤が汚くなってしまって・・・(T_T) このクルマはエンジンカウルあたりがグラマラスに持ち上がっていて好きだったりします。 逆にVodafoneのなるとマークが一杯付いているのはちょっと・・・ いや、もともとこのマークは似合っていないと思っていますが、これって2002年からでしょ・・・? |
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フロントタイヤやフロントウィング翼端板。 思えばこのマシンからフェラーリ&ブリヂストンの快進撃が始まったんですね。 翼端版はこの頃からかなり派手な三次曲面になっているのが分かります。翼端版外側のサブ ウィング?は、回転するフロントタイヤの起こす下向きの空気を受けてダウンフォースを生むと同時に、 スタビライザー的にマシンを安定させる・・・んだと思います、多分。 右の写真で分かるように、フロントウィングのメインボードはしっかりと後退角の付いたV字タイプです。 最近のマシンはここまで露骨にV字になっていないので、あまり効果はなかったのかもしれません。 あ、真ん中の写真に写っているのはスペックシートです。詳細は後ほど。 |
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フロントサスの付け根からバージボード、コックピット辺り。 フロントのロウワーウィッシュボーン前端がキール部分に接続されているのが見えます。 かなりノーズが持ち上がっていますからね〜 バージボードもかなり複雑な曲面になってきていますね。出始めは確か92〜93年頃だったかと 思いますが、この頃はまだ単純な2次曲面だったんですけどね〜 サイドポンツーンのエアインテークにも随分曲面が多用されています。その直後には・・・なるとが・・・ |
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マシン後部。・・・ってこっち側には近寄れなかったんで・・・似たようなショットばかりですが・・・ 左の写真でサイドポンツーンがかなり激しく絞り込まれているのが分かるかと思います。 本当はリアウィングとかディフューザーとか上方排気シュノーケルとかも見たいんですけどね〜 |
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最後におまけショット。 左は窓から入る明かりを活用し、ノーフラッシュで壁紙チックにしてみました。大判写真にリンクします。 まあ、640x480なので、雰囲気だけでも味わってください。 真ん中はスペックシート。これも文字が確認できる大判写真にリンクします。 右はフェラーリデュオの手形です。マシンのそばのガラスケースに展示されていました。 どっちがどっちのものか分かりますか?体形どおり・・・かな(^_^;) ご想像の通り、左がミハエル・シューマッハー、右がルーベンス・バリチェロのものです。 |
F1 2000はミハエルがドライバーズタイトルを初めてフェラーリで獲得した年のマシン。5年(2004年まで)連続タイトルのスタートの年ですね。前年の99年はシルバーストンでのクラッシュ&骨折があり、フェラーリ復活が1年延びたような気がしないでもありませんが(^_^) WEBで調べたらこのマシンは10勝・10ポールという圧倒的な速さだったんですね〜 あ、でも2004年の方が圧勝でしたね。
ちなみに、‘み’はこの年代からマシンを見てもいつのものだか正確にわからなかったりします・・・ みんな同じに見えるんですよね・・・ しかも、この手の展示車両はスポンサーがらみ(だと思います)でロゴとかが張り替えられたりしていることが多いので、なおさら訳が分かりません。しかもフェラーリはほとんどロゴすら変わりませんからねぇ
で、このマシンですが、上でも書いたようにまずVodafoneのなるとマークは本来あってはおかしいものです。05・06年もスポンサー契約が延長されていますので、もう少しこのロゴを見なければいけませんが、いずれにしてもこの契約は02年に結ばれているので、2000年の実車にロゴがあるってことはありません。あ、リアウィングにもAMDのロゴがありますが、これも同じく02年からですね・・・(^_^;) あと、露骨におかしいのがカーナンバー。ナンバー1は前年のドライバータイトルホルダーのマシンにつきますから、2000年に「1」をつけたのはハッキネンのマクラーレン。F1
2000は「3」「4」だったはず・・・
シャーシーそのものは流石にF1 2000だとは思います。翌年のF2001からはノーズがスラント気味になりますからね。そういえばこのF1
2000がやたら速かったので、01年モデルはこのF1 2000そっくりのマシンばっかりになった・・・なんて話もありましたっけ・・・ あ、この話にはオチがあって、F1
2000はご覧のように結構なハイノーズなので、真似したチームもみんなハイノーズだったんですが、そのフェラーリがF2001でノーズ下げちゃったっていう・・・ (2005.01.12記載)