【アンサポートドライバ検証】
*以前このページにありました専用BBSは、ネオシティサービス停止に伴い閉鎖いたしました。
ログ(テキストファイル)はここにありますのでよろしければご覧下さい。
なお、このページの内容についてのカキコは《新》MAIN BBSにお願いいたします。
《Giga Pocket用 MPEGボードドライバ SMBE》
遂にというか、やっとというか、VCLからGiga3.0使用者(と言うよりENX-11の被害者!?)向けにMPEGボードの修正ドライバが公開されました。ここからダウンロードできます。基本的にアンサポートなものですから、使用者同士で情報を交換して、快適な環境を目指しましょう&動作検証情報を皆さんで共有化しよう!っていうページだと思ってください。
まず私の場合の‘使用後’の状況を‘使用前’も合わせてアップしたいと思います。これをご覧頂いて、できれば皆さんの‘使用後’の環境を教えていただければ幸いです。方法は私宛のメールでいいでしょうかねえ。機種とかOSとか、詳しいに越したことはないです。匿名ご希望でしたら勿論そのようにさせていただきます。
*矢印の左側(元側?)が‘使用前’、右側(先側)が例のモノ導入後の状況です。
〔み の場合〕 R60・Win2000(SP1)シングルブート・Giga3.0 | ||||||
シャットダウン | スタンバイ | スタンバイ& 予約録画 |
静止画 キャプチャ |
スタンバイ復帰後の サウンド機能 |
注意する 増設機器など |
その他 |
○→○ | ×→○ | ×→○ | ○→○ | ×→×→○ | ATAボード | * |
*スタンバイ復帰からの予約録画の際、PCではサウンドボードからの音声再生ができないが、録画したGigaファイルには音声も合わせて録音されている。このページの後半参照してください!!音でます!!
〔あらいぐまさん の場合〕 R60・Win2000(SP1)Win98デュアルブート・Giga4.0 |
||||||
Giga Pocket サーバー | OK | |||||
PicoPlayerでの録画予約 | OK | |||||
PicoPlayerでの再生 | OK | |||||
スタンバイでの録画 | OK | |||||
スタンバイ復帰後のサウンド | NG | |||||
29chのノイズ対策 | NG | |||||
標準録画での解像度 | 多分480*480(720*480にはなってない) | |||||
PicoPlayer4.0のiLinkからの録画 | OK.(3.0でもOK) | |||||
スリップ再生中のマクロビジョン | 無効にならなくなった |
あらいぐまさんは、Giga4.0での動作確認をカキコして下さいました。ありがとうございますm(_
_)m
ちなみに結果はWin2000側のモノです。
《Aureal サウンドボードドライバ》
Rシリーズの中でも初期のモノ(R○0、R○1、R○2)は、Win2000でスタンバイから復帰した場合、サウンド機能が使用できないという制限がありました。VCLのこのページにもその旨は明記されています。‘ドライバは公開予定’なんて書いてありますが、いつになることやら・・・ これでは折角スタンバイできるようになっても宝の持ち腐れですよね。まあ、サウンドボードが正常に機能しないだけのようなので、USBオーディオ(スピーカーとかアンプとか)を接続していれば全く問題ないですし、スタンバイからGigaのタイマー予約をして録画をした場合も音声はちゃんと録音できていますので、環境によってはそれほど困らないかもしれませんが・・・
で、Gigaスタンバイ可能と時を同じくして(なんてすばらしいタイミング!!)当HPのMAIN BBSにBABさんから貴重な情報を頂きました。なんと‘http://www.vortexofsound.com/にAurealサウンドボードWin2000用のドライバ(但しβ版)があり、これを導入したらスタンバイ復帰後のサウンドOKになった’とのことなのです。既にBABさんが試されているので、人柱的情報ではありません!BABさん、本当にありがとうございます。
では、実際に私が試した手順を書いてみることにします。なお、以下の手順は私のR60に対応した場合の記述&DL元ページの簡易訳(手順のところのみ、注意書きなどは省いています)です。特に他機種では手順が異なる可能性があることや、ドライバ自体がβ版であることには十二分に注意してください。作業はくれぐれも自己(事故?)責任でお願いいたします。
*数名の方から、‘このドライバを導入した後FDの読み込み時にフリーズする’との情報を
頂いています。2001.07.18現在解決しておりません。R7○系に多いようですが、原因すら
特定できていない状況です。ドライバ導入される方は十分に注意してください。かくいう私も
このトラブルに泣かされ、我慢して使用していましたが、遂に解決方法が発見されました。
詳しくはF's Pc Ru-m!?さんを参照していただくとして、今回は‘み’と同様にβドライバで
我慢していた方の為に、βからまともなドライバへの変更方法をアップしたいと思います。
【FDDフリーズのないドライバへの変更方法】をどうぞ!!
なお、この方法を発見してくださった方、情報を下さった方、本当にありがとうございます。
この場をお借りしてお礼させていただきますm(_ _)m
【ダウンロード】
1.vortex of sound のサイト〜DOWNLOAD〜DRIVERSとリンクをたどる。
2. サウンドカードは‘Vortex2(AU8830 reference)’、OSは‘Windows20000’を選択して‘Submit’
3.Vortex 2 WDM Drivers(3.7M) をダウンロード。DL後のファイルは‘wdm5_12_01_2559.exe
(3.70MB)’ドライバのバージョンは5.12.1.2559(BETA)
こちらがメインのドライバになります。
4.DRIVERSのページへ戻り、‘Vortex1(AU8820 reference)’、OSは‘Windows20000’を
選択して‘Submit’
5.同様に Vortex 1 WDM Drivers(6M) をダウンロード。DL後のファイルは‘wdm_8820.exe(5.89MB)’
ドライバのバージョンは5.10.1500.49(BETA)
こちらは含まれているファイルの一部(かなり大きいファイルですが・・・)だけを後で使用します。
6.‘wdm5_12_01_2559.exe(3.70MB)’を任意のフォルダ‘A’に解凍(自動実行ファイルになってます)。
7.‘wdm_8820.exe(5.89MB)’を任意のフォルダ‘B’に解凍(これも自動実行ファイルになってます)。
8.フォルダ‘B’の中にある‘Aurealgm.arl(4.94MB)’をフォルダ‘A’にコピー。
*ここまでで‘wdm_8820.exe(5.89MB)’とフォルダ‘B’は不要になりますので、削除してもOKです。
‘wdm5_12_01_2559.exe(3.70MB)’も不要なんですが(フォルダ‘A’しかいらなかったりする)、まあ、
とっておいた方が無難でしょう。
【既存ドライバのアンインストール】
9.デバイスマネージャから、‘サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラ’の階層を開き、
‘Aureal Vortex 8830 Audio’(すいません、名前違うかもしれませんが、Aureal製品は初期状態で
他に‘Game Port’しかないのでわかると思います)を削除。
10.以下のファイルを削除(その1)
ファイルの ある ディレクトリ |
C:\WINNT\inf | *‘削除’と書いています(DL元にもこう書いてある)が、トラぶった時の ために任意のフォルダに移動しておきましょう。 *システムファイルなどが見えない設定だとこの操作は行えません ので‘フォルダオプション’で設定を変更しておいて下さい。 *この表以降、Win2000インストールドライブはCとして表記します。 |
消去(退避)する ファイル |
WDMA_AUR.INF WDMA_AUR.PNF ADM_MULT.INF ADM_MULT.PNF ADM_PORT.INF ADM_PORT.PNF |
11.C:\WINNT\Driver Cache\i386の‘DRIVER.CAB(54.0MB)’を‘DRIVER.OLD’に名称変更。
(拡張子を変えるだけですね)
12.以下のファイルを削除(その2)
ファイルの ある ディレクトリ |
C:\WINNT\system32\dllcache | C:\WINNT\system32\drivers | *‘削除’に関しては 同上です。十分に 注意してください。 |
消去(退避)する ファイル |
ADM8830.SYS ADMJOY.SYS |
ADM8830.SYS ADMJOY.SYS |
私の場合はC:\WINNT\system32\dllcacheフォルダそのものがありませんでしたので、
上記2ファイルは削除していませんが問題ありませんでした。加えて、上記ファイルを移動した
時点でWin2000のROMを要求されたのでドライブに挿入したところ、(ROMからのファイルコピー
などはしていませんが)何事もなかったかのようにメッセージは消えてしまいました・・・?
13.再起動
【新ドライバのインストール】
14.再起動直後に‘新しいハードウェア’が自動認識されてドライバインストール画面へ。
ドライバを要求されたら上記フォルダ‘A’を指定。
15.ドライバインストール中にいくつかファイルを要求されるので、それぞれ以下のように指定。
要求されるファイル | KSUSER.DLL もしくは *.DRV | KS*.DLL もしくは PORTCLS.SYS | その他 |
指定するフォルダ | C:\WINNT\system32 | C:\WINNT\system32\drivers | 上記‘A’ |
‘*’はワイルドカードですので、任意の文字列を指します。
16.再起動要求があるので、再起動。
(私の場合はありませんでしたが・・・一応再起動)
17.C:\WINNT\Driver Cache\i386の‘DRIVER.OLD(54.0MB)’を‘DRIVER.CAB’に名称変更。
(11.で変えた拡張子を元に戻します)
18.最後はやっぱり再起動しておきましょう(元ページには書いてありませんが)。
以上で作業そのものはおしまいです。お疲れさまでした。
但し、いくつか気になった点があるので記載しておきます。
A.ドライバ修正後にデバイスマネージャを見ると、‘Aureal Vortex Game Port’ に黄色三角
(びっくりマーク)がついていた・・・
取り敢えずC:\WINNT\system32\driversの‘admjoy.sys’をドライバとして指定し直すことで回避。
・・・したものの動作確認はしていないのでちょっと不安。
B.肝心のGigaビデオレコーダーから音が出ない!!
サウンドのプロパティを見直したところ、単純に‘ミュート’になってましたあ。 無事解決。
ドライバそのものはF's Pc Ru-m!?さんを参照していただき、DLした上で解凍しておいてください。
‘み’はDL容量の少ない(それでも約10MBありました)ASUSの方を使用しました。
なお、事前にお断りしておきますが今回のネタ元はF's Pc Ru-m!?さんで、この‘VAIOちゃん’で
紹介させていただくことを管理人さんに快く了解していただきました。感謝感謝です m(_
_)m
なお、実は手順はβドライバのインストールと似通っています。まあ、手動でWindows標準でない
ドライバを当てるプロセスだと思えば似ていて当然ですがねえ。同じような手順なので混同しない
ようにしましょう。なお、以下の記載は‘み’が実際に行った手順をアップしたモノですので、全ての
方に当てはまるとは限らないことをご理解下さい。なお、当然ですが作業はあくまでも自己責任で
お願い致します。
19.デバイスマネージャから‘Vortex Multifunction PCI Parent’を削除。
通し番号を付けるのも忍びないですが・・・(^^;)
![]() |
デバイスマネージャーから、 ‘多機能アダプタ’の ‘Vortex Multifunction PCI Parent’を削除。 ‘み’の環境では最下段でした。 |
20.C:\WINNT\Driver Cache\i386の‘DRIVER.CAB(54.0MB)’を‘DRIVER.OLD’に名称変更。
(拡張子を変えるだけですね、実はこの名前、何でも良いみたいです)
21.以下のファイルを削除
ファイルの ある ディレクトリ |
C:\WINNT\system32\dllcache | C:\WINNT\system32\drivers | *‘削除’に関しては 同上です。十分に 注意してください。 |
消去(退避)する ファイル |
ADM8830.SYS ADMJOY.SYS |
ADM8830.SYS ADMJOY.SYS |
私の場合はC:\WINNT\system32\dllcacheフォルダそのものがありませんでしたので、
上記2ファイルは削除していませんが問題ありませんでした。なお、βドライバ導入時に削除した
6ファイルですが、今回はファイル自体が存在しない(β導入時に削除したまま)ために削除不要
となります。
なお、C:\WINNT\system32\driversから削除した2ファイルに関しては、まともなドライバ導入後
に確認したところ、全く同じ所に全く同じファイル(タイムスタンプもバージョンも同じ)が生成されて
ているのを確認していますが、念のため手順通りに削除しておいた方が良さそうです。
22.再起動
23.再起動直後に‘新しいハードウェア’が自動認識されてドライバインストール画面へ。
ドライバを要求されたら、DL&解凍したフォルダ内のAdmMult.inf(5KB)を指定。
24.βドライバの時のように、インストール中にいくつかファイルを要求されることは無かったので
C:\WINNT\Driver Cache\i386の‘DRIVER.OLD(54.0MB)’を‘DRIVER.CAB’に名称変更。
(20.で変えた拡張子を元に戻します)
25.再起動
これでFDDドライブを使用してもフリーズしない環境に到達しました!
Giga音声もスタンバイ復帰もスタンバイ復帰後の音声もOKです。
お疲れさまでした・・・ なお、最後に注意点がいくつかあります。
注意1.
初期状態ではGigaの音声が異常に大きく再生されます。(実はそれ以前にミュートになっていた)ので
オーディオのプロパティで調整して下さい。Auxiliary(補助の意味)のスライダで調整できますが、
上手く設定してもGigaの音声がまだ大きく、割れているとの情報もあるようです。‘み’としてはそれ
ほど気になってはいないのですが・・・
注意2.
‘み’の環境だけかも知れませんが、スタンバイ後の音声はもちろんOKなんですが、オーディオの
プロパティで再生デバイスを‘USBオーディオデバイス’に切り替えたままスタンバイに入ると復帰
できません。電源は入るんですが、画面は真っ暗、数分後に画面は表示され、マウスカーソルこそ
動くもののOSの操作は不可、という状態になってしまいました。その間数十秒〜1分程度おきに、
キーキーというかピーピーというか、今まで聞いたことのないビープ音がR60から聞こえていました。
密かに結構焦りましたが、無理矢理電源を落としUSBオーディオを使用しない状態にしたところ、
問題なくスタンバイ&スタンバイからの復帰もできました。
《アナログDVコンバータ》
アナログDVコンバータは‘Win2000では動作しない’はずです。DVgate2.1アップグレードキットの
マニュアルにはその旨の記載はありませんが、CD−ROM内のテキストファイルにはしっかり書いて
あります・・・!? まあ、理由はさておき、問題のSMBEが更新されたことで、こちらも使えるのでは?
という淡い期待を胸に、ちょっと試してみることにしました。‘み’自身はあまり(と言うよりゼロかも)
使ったことのないアプリなんですが、DVgate&アナログ端子からの取り込みをされる方には深刻な
問題ですからね。‘み’も使えるに越したことないですし。
では、早速DVgate2.1アップグレードキットからインストールしてみましょう。
インストール自体はあっさり終了しました。が、以下のようなエラーメッセージが出て、ソフト自体は
動作しません。
よ〜くメッセージを見るとわかるんですが、要するにソフト起動時にソフト側でエンコードに使用する
MPEGボードの動作を確認しているようなのです。ご覧の通りMPEGボードの名称が標準ドライバ
(?)によって認識されていた当初のモノになっていますからね。ハードは同じモノでもドライバが違えば
OS上は別のモノですからね。今回のアンサポートドライバではアナログDV側が認識できないと言うこと
なのでしょう。まあ、SONYさんでWin2000対応版アナログDVをリリースしてくれれば万事解決なんで
しょうけどねえ。
ん、何故か‘予約マネージャー’なんて出てますけど・・・?同じロジックで動作してるのかなあ?
ここで一つ気になることがあります。この時点でMPEGボードのドライバを標準(?)バージョンに戻して
やれば、アナログDV自体が動作するかもしれませんよね。少なくともこのエラーは回避できそうです。
ただ、このドライバでMPEGボードがOS(Win2000)に認識されて動作するかは別問題です。個人的に
は‘Giga3.0でスタンバイ’の方が圧倒的に優先順位が高いので、ちょっとここまで試す気にはなりません
でした。というか、実はこのエラーメッセージの時点では試すつもりだったのです。が、‘駄目ならアン
インストールすりゃいいでしょ’位の軽い気持ちで実験したアナログDVだったのですが、なんとこのまま
では終わらなかったんですよ・・・ 案の定というか当然というか、トラブルに発展・・・
というのが、使えないアナログDVをアンインストールしたところ、なんとGiga関連のDLL(必要なやつ
ですよ!!)をご丁寧にも一緒に削除してくれたようで、再起動後にはなんとこんなエラーが・・・
initovl.exeってGigaの初期化プログラムですよね。何やってるのかはわからないですけど・・・
一応スタートアップに入れてあるんで・・・ で、も一つおまけに
今度は・・・? ReserveModule.exeだから予約マネージャかいな。そういえばアナログDV起動した
ときも予約マネージャのエラー出てたなあ・・・
と言う訳でGigaはズタズタになってしまいました。DLL関連は容量やタイムスタンプが同じでも中身が
微妙に違ってたりとかして危険なんですよねえ。うかつにコピーすればいいってモンでもなさそう・・・
どうやって復旧しようかなあ。
やっぱりここはGigaの再インストールでしょうね。これが一番確実です。で、まあ回復できました。
ドライバ変わってたの忘れてGiga起動時に再起動したりして結構焦りましたけどね(^^;)
試してみようと思っている方、これをやると上のようにDLL関連でトラブルかもしれませんので、
十分注意してくださいね(T_T)