【HDD分解処分】
1.郷愁
ブログでもネタにしましたが、ここでR60に増設したMaxtorの96147H6という型番のATA100、5400rpmの60GBのHDDを分解処分してみようかと思います。このHDDはGigaPocketの録画用に使用していたんですが、R60の前面に吊るしたのが悪かったのか、個体差なのか、結構早くに逝ってしまったんですよね。紹介当時のネタを見ると23,900円(10%ポイント還元あり?)で購入しているようなので、ギガ単価が350円程度。今のHDDって主流が500GB〜1TB、安いものならギガ単価15円程度になりますから、相変わらず驚異的なスペックアップを感じてしまいます。実際に2008年春時点で20,000円あれば750GB〜1TBのHDD買えますしねぇ・・・ まあ、数年後にこのネタを見ることがあれば、また同じことを考えるんでしょうが(^_^;) ん、そもそもSSDが当たり前になってたりするかも知れませんねぇ
2.準備
分解すると簡単に書きましたが、HDDって普通の+や−のネジが使われていないので、分解やメンテナンスには特殊なドライバーが必要になるんですよね。今回のHDDは六角星型のものだったので、ブログで紹介したようにこんな特殊ドライバーをGETしました。
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詳しくは上記ブログで・・・ ANEXというメーカーのT3〜T8のヘクスローブ(六角星型)ドライバーです。 |
HDDを処分するだけならそれこそ物理的に破壊でもすれば良いんですが、この先色々使えそうですし、考えたくもありませんが基盤交換なんてこともあるかも・・・なんて思ってビット交換式の6本セットを購入しました。 (2008.04.27記載)
3.供養 その1
いよいよ実際にHDDを解体しますが、このHDDはもうOSからもちゃんと認識できないため、データ消去がソフトウェアレベルでは(少なくとも‘み’のレベルでは)実施出来ない一方、原因が明確でないため、それこそ基盤交換とかを行えばリカバーできてしまう可能性もあるように思えて、処分するに処分できない状況になっていたんですよね。そう考えると、物理的にHDDを破壊するのがセキュリティ上はベストですし、折角破壊するなら供養の意味も込めつつ自分の興味本位で解体してみようということになったと。 ってことで、今回は復旧を一切考慮せずに解体してみました。
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検体となったMaxtorの96147H6。 表側に見えるネジは一見すると6箇所。 |
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基盤側のネジは5箇所。 |
まずは基盤側を解体してみました。
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T8というタイプの一番大きいネジがぴったりで、 見えていた5箇所のネジを外してやったらあっさり基盤が外れました。 |
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取り外した基盤とHDD。 基盤の下には絶縁用?のシートが挟まっていました。 |
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中央部分に張られていたアルミシールを剥がすと・・・ プラッターと思われる部分が見えました〜〜! |
が、これ以上は特にバラしたり出来そうも無かったので、基盤側はこれで終了(^_^;) いよいよメインのプラッター側を解体します。 (2008.05.04記載)
4.供養 その2
で、反対の本体というかプラッターが収められている側。ネジはやはりT8がジャストサイズでした。結局T8一本で事足りしてしまいましたね(^_^;)
プラッターはもう1枚(合計3枚)あるんですが、これ以上は外せなかったので今回はこれで供養終了。まあ、ここまで解体したので、後は普通に処分しても大丈夫でしょう。取り外したプラッターは余りにも奇麗だったのでしばらくVAIOちゃんのそばに飾っておきますが、処分する時には一応傷をつけてやろうかと思っています。
たまにはこんなネタも面白いですね〜 (2008.05.11記載)