【2014鈴鹿 F1 日本GP観戦記 その5




9.FP1観戦


展示を一通り見終わったところでおよそ9:00ここからFP1観戦スタンドを物色するんですが・・・ 実は事前に何となく気に入っているQ2スタンドに決めていたので、真っ直ぐにQ2へ。

今年の案内板。
その頃のQ2スタンドの様子。

まだ空いている感じ。
相変わらず良い眺め。

130Rからデグナー側。
正面のシケイン入り口。
シケイン出口〜最終コーナー側。
この時は最上段から2段目に座っています。

座席の空き具合を見て、去年よりやや最終コーナーに近い位置に陣取っています。

と、装備も「EF 300mm F4L IS USM+EXTENDER EF1.4×II」にスイッチし、10:00からのFP1を観戦&撮影。

大分撮影も慣れて来ている上、シケインは車速もかなり落ちて流し撮りはし易いので、最初からss1/200〜1/250程度で流してみました。
撮影はまあ問題なく出来たんですが、しばらく40Dの掃除をしなかったことが祟って、ちょっとゴミが写り込んでしまっていたものがあってちょっとショック・・・ssを固定していたので通常使用しないF22とかまで絞り込まれた結果なんですが、我ながら勿体ない事をしてしまいましたね・・・

オフィシャルカーで加流し撮りの練習。

そうそう、そのちょっと残念な画像を紹介する前に、今季のF1は音の話をしない訳には行かないですよね。
みんな撮影しているとは言え、本来F1では動画撮影は禁止なので一応‘み’もそれを守って録音もしていないんですが、現地で音を聞いた感想としては・・・

あくまでも‘み’の感覚ですが、音の大きさはこれまでの半分程度でしょうか。大きさは全く違いました。これを迫力がないと思うかは人それぞれでしょうが、セッションが始まる際にマシンがエンジンをかけた際の爆音をほとんど爆音と感じませんでしたし、目の前を通過するマシンの音も明らかに小さいなと。去年までセッション中は場内放送なんてほとんど聞こえなかったんですが、今年は完全でこそないものの聞こえないこともないなぁと思えるレベルでしたから、明らかに小さくなっていましたね。もともと‘み’はF1で耳栓をしたことはありませんが、普通に耳栓なんていらないレベルではないかと。

一方でターボの可吸音と思しき音が耳にはいったり、タイヤのスキール音は本当に悲鳴のようにすら聞こえたので、ここはある意味プラス要素。TVで聞こえるよりももっと色々な音が生々しく聞こえるので、これは面白いと思える程でした。
スキール音は文字通り「squeal」に感じられましたしね。

ということでFP1の画像を。

あ、残念ながら小林可夢偉はロベルト・メルヒにシートを譲っているので、FP1は走っていません。

ちなみにこれは何度かシケインをオーバーランしていたマルドナド。セッティングが決まらなかったのか何回かやらかしていましたが、その度に良いスキール音を聞かせてくれたのでちょっと嬉しかったり。

そうそう、Q2で見ていて気になったのは、シケインを立ち上がって下りながら最終コーナーを回り込むマシンに急にトラクションが掛かっているように見えた場面が何度かあったこと。要はターボラグだと思いますが、スタンドから見ていてわかる程一気にパワーが来ているとすると、随分扱いにくいマシンになったのかも知れませんね。
このFP1のトップタイムはロズベルグの1'35.461。シンガポールではレッドブルもちょっと良い感じに見えたんですが、メルセデス独り勝ちの状況は変わらないように思えましたね。


 (2014.12.04記載)


その6につづく