【ドイツ紀行1】

 

2005/10/21    Fri.

直前まで行程&飛行機が決まらなかったんですが、決定したフライトはルフトハンザ航空のLH711便。成田(9:35)→フランクフルト(14:15)というもの。国際線は2時間前チェックインが基本ですから、必然的に集合時間が7:30。一見どうってことの無い時刻に見えますが、‘み’の家から成田までは2時間オーバーかかる上、この時間に成田入りしようとするとかなり辛いんですよねぇ しかもその先のフライトが12時間(10月末までサマータイムのドイツとは時差が7時間)あるので、随分と大変な一日になりました。実際、朝は3:30起きで始発電車に乗り、京成のスカイライナー1号に乗って第二ターミナル着が7:26というギリギリのタイミング。で、成田に着いてみると、到着便が遅れているために出発も1時間程度遅れる見込みだそうで・・・(T_T) 後1時間集合時間が遅ければ全然違ったんですが・・・ 荷物を預けるカウンターは第二ターミナルの出国ゲートに向かって左端(新設?)のエリアで、チェックイン用PC端末の不調とかで異常に時間が掛かるし・・・ 飛行機運の無い‘み’なのでこの程度はかわいいものですが、今回もまさかこの調子が・・・??

ルフトハンザLH711便

あまり大きな機体ではないような・・・

定刻よりほぼ1時間遅れて離陸したLH711ですが、な〜〜んにも面白いことがありませんでした。ニューヨークに行った時にもフライトは約12時間掛かりましたが、航空会社がJALだったので個人用のモニターがあり、日本語字幕付きの映画やスーパーファミコンのゲームが遊べたりしたんですが・・・ 今回は中国語字幕?の映画とかが遠くのTVモニターに移されている程度・・・ 機内もほぼ満席に近い状態で、リラックスとは程遠かったですねぇ まあ、雑誌やガイドブックを読んで時間をつぶしたってことで(^_^;) 

で、やることも無いかったので(‘み’は飛行機の中は狭くて余り寝られません)、機内食をA5407CAでこっそり撮影。

確か「和食」だったような
こっちは「洋食」

味はまあ・・・機内食なのでこんなもんかと(^_^;) 途中でスチュワーデスさんに注意されたんですけどね〜 あ、ちなみにA5407CAは「電波オフモード」があって機内でも問題なく使用出来たんですけど・・・

で、飛行機は特に問題も揺れも無く、遅れを取り戻すことも無くフランクフルトへ到着。

到着ロビーの様子。

空港自体は大きな感じでしたが、

結構古そうな印象でした。

これもA5407CAで。

降りたところでメンバーが集合し、そのまま集団でイミグレーション〜バゲージクレームへ。添乗員さん付きのツアーってスーツケースも全部コンベアから降ろしてくれるんですねぇ ちょっと感動しちゃいました。実際にこれ以降もホテルの部屋以外ではほとんどスーツケース持ちませんでしたしね。 

で、荷物を確認した後で、地下にあるちょっとしたパン屋さんへやはり集団で行きました。小銭が無い人が札をくずしたり、ちょっと飲み物が欲しい人や腹が減った人の食料調達ってことですね。ドイツでは環境税的な意味合いでビン・カン・PETボトルなどに1本あたり0.25ユーロのデポジットが掛かるそうで、飲み物なんかは日本と比べてもほぼ同等か気持ち高い程度なんですが、このデポジットを計算するとかなり割高になってしまいます。まあ、あくまでもデポジットなので買った店に戻せばお金は返ってくるんですが、旅行中にそんなこともなかなか出来ないでしょうからねぇ ちなみにこのデポジット、当初は当該品の購入店でのみしか払い戻せなかったそうですが、今では別の店でもOKなんだとか。ただ、払い戻す店でその商品の取り扱いがあることが条件だそうです。なんだか微妙な感じですね〜

話を戻して、買い物完了後にツアーバスに移動。今回は運良く少人数:13名でのツアーになったので、集まったり移動したりも非常にイージーでした。バスも30〜40人乗り程度のやや小さ目のものだったんですが、ゆったり広く座れて快適でした。車両が新しかったこともあるんですけどね。このバスで今夜の宿に移動しました。

宿は空港から15分そこそこのところにあるnH FRANKFURT MOERFELDENホテル。割と近代的で、清潔な印象でした。確か94年に出来たとか。空港のそばにあることからも分かるように、どちらかというとビジネス向けなんでしょうけどね。

外観
部屋(4F)の窓からの眺め
室内はそこそこ広かったですね。

あ、この3枚の写真から縦横比が変わっていますが、実は今回、この旅行に合わせてデジカメを新調しているんです。公開している写真は基本的にこの新デジカメで撮影したもの。これまで‘み’のメイン機はCanonの「EOS KISS Digital」だったんですが、これを同「EOS KISS Digital N」にリプレース。更にレンズも定番のSIGMA18-200mm F3.5-6.3」を購入しています。旅行の際にはやっぱり軽量コンパクトなものの方が何かと便利ですから、高倍率のこれ一本で済ませました。コンパクトさまで考慮するなら純正の「EF-S18-55mm F3.5-5.6 II USM」がベストなんですが、やっぱり長いレンズが必要な場面が出てきますからね〜 ただ、この高倍率に落とし穴が・・・ まあ、この話はまた追って。

上の写真でも分かるように、工業団地内って感じで周りにはお店やレストランはほとんど無し。あとで聞いた話によると、近くに野ウサギなんかが一杯いるところもあったようですが、この時はそんなこともわからなかったので、この初日のみ食事がついていなかったこともあり、買い出しを兼ねて(実は当初の予定通り)空港まで一度戻りました。ホテル-空港間は無料のシャトルバス(30分に1本)があったので、これでちゃっかり移動しました。お客さんは7〜8人しか乗れないステーションワゴンみたいな車両だったので、1台やり過ごすことになりしたが・・・
で、空港までは10分そこそこ。・・・上で15分と書いたんですが、実際10分程度で着いてしまいました。空港向けの道路が特に空いているとかではなく、非常に飛ばすんですよ(^_^;) 一瞬(4〜5km程度かな)ですが制限速度&チャージの無いアウトバーンを通るので、ここを多分150〜160km/hぐらいでかっとびましたからねぇ 自分で運転していたらちょっと怖く感じるレベル・・・
まあ、そのシャトルバスをぶち抜いていくBWMやベンツが沢山いるのも事実なんですけどね。 速度差から200km/h近くorオーバー出ていたはず・・・ あ、制限速度が無いと書きましたがバスとかトラックとかは100km/h(だったかな)の速度制限があるそうで、普通車でも場所によっては100km/hや120km/の制限がありました。添乗員さん曰く、アウトバーンとはいえ、特に環境面に配慮してそのような場所が増えてきているそうです。

で、空港に到着後、地下にある「City」というスーパーに向かいました。

スーパーの外観

食料品からちょっとしたお土産、日用品やテイクアウトのソーセージ屋さんまで一通り揃っていて、規模も日本だとちょっと小さ目のスーパーマーケットって感じでした。日用品とか日本から持ってくるのを忘れた方なんかはここで一通り揃えられそうでしたね。
まあ、我々はちょっとしたお土産モノ(お菓子系はこの手の店で買い貯め)なんかをGETしましたけどね〜

レジの様子。

ドイツではレジの人は座ってるんですよね。なんか違和感がありますが、良く考えれば立ちじゃなくても仕事できますからね。 ちなみに、ドイツのスーパーでは基本的にプラスチックのバックをくれませんので、大量に買い物をされる方はかばんか何か用意しておかれた方が良いかと思います。日本でもぼちぼち有料化の話が出始めていますが、流石に環境国家ってことですね。

あ、このスーパー向かいにマクドナルドがあったんですが、ビッグマックの単品が4ユーロ弱と非常に高く感じられたため、マックでの食事はパスし、スーパーの中にあったテイクアウトのソーセージ屋さんでドイツ的なものを購入。

ぐるぐる巻きの白ソーセージをパンにはさんだ物。

名前は不明(^_^;)

確かこれで1.8ユーロ。ちなみにこの時点でのユーロ(円でユーロ現金を買う場合)は大体140円強程度が相場でしたから、決して安くはない印象です。旅行全般を通じての印象ですが、物価はどちらかというと全体的に日本より高めだったと思います。ユーロに切り替わった時に1マルク→1ユーロにしたらしいんですが、結局ユーロの価値が上がってしまったため、ドイツ人からすると相対的にかなり物価が上がってしまったんだとか・・・ 完全に1:1でもないんでしょうが、実際に1マルクって60〜70円とかでしたからね。通貨統合で確かに便利にはなったと思いますが、色々と問題はあるようですねぇ

あ、肝心の味ですが、まあこんなもんって感じでしょうか。良くも悪くもソーセージをはさんだパンでしたね。まあ、ソーセージは名物ですから(^_^;)

こちらは同じ店で追加購入したパニーニ。

同じく1.8ユーロで味は普通・・・だったような。

そんなこんなで腹ごしらえも終わり、アウトバーンを全開走行するシャトルバスでホテルへ戻りました。帰りの方が飛ばしてたような(^_^;) 長い一日もこれで終わり、次の日はライン川下り&ハイデルベルク観光へ行きました〜

あ、今回の旅行中は万歩計をズボンのポケットに刺していたので、参考までに日ごとの歩数を記載しておこうかと思います。飛行機やシャトルバスでも多少はカウントアップしちゃっていると思いますので、ラフな数字ですけどね。

万歩計カウント:13008