【その2 ブートローダー】
‘ブートローダー’がなんのことなのか、私にはさっぱり分かりませんでした。が、ネットを彷徨っている
うちに、‘PCに複数のOSがある場合、それを起動時に選択するために必要なモノ’ぐらいの感覚で
認識し始めました。フリーソフトではMBM(Multiple Boot Manager)が有名で、市販ソフトでは
Partition Magic (Boot Magic) や System Commander 等が代表的なようです。
ただ、現状のWin98SeにW2Kを新規インストールすると、別に他のブートローダーが無くてもデュアル
ブート環境ができてしまうそうです。この場合はOS(W2K)に標準装備されたブートローダーが自動的に
使用されます。すると、パーテーション操作や使用しない方のOSがインストールされたドライブを隠す、
といった機能的な部分が必要な場合と、Win9x同士の複数ブート・W2K環境にWin9xを後からインストール
するとき等にはこれらのソフトが有効になってくることになりそうです。後は操作性とマニュアル&サポート
には差が出ますけれどね。
で、私の場合はちょうど悩んでいた時に、例によってオークションで‘W2K&WinMe&System Selector’
を落札できてしまいまして、選択の余地が無くなりました・・・ (^_^;)
ちなみにOSは両方ともWin98ユーザー限定アップグレード版です。私はプリインストールのWin98から
アップグレードしたWin98Seユーザーなので、これで問題ありません(この辺りは後述の予定)。なお、
余談ですがWinMeは私的には不要なので、そのまま転売です。
参考までに2001年2月現在で、2000年一杯しか販売(製造?)しない予定の上記OS限定バージョン
ですが、WinMeが5000円台中〜後半、W2Kが15000円弱程度でまだまだ購入できるようです。
‘System Selector’の方ですが、これはSMI製の‘マルチブート・パーティション管理ソフトウェア’で、
一台のPCに複数のOSをインストールしたり、データを失うことなく パーティションの作成・編集を行える
との文言がHP上に記載されていました。どうやら他の同種ソフトと比較すると、‘値段が安価で、パーテー
ション操作のスピードが速いこと’が売りのようです。
折角ですので、今回はブートローダーとして‘System Selector’を使ってみたいと思います。
実はWinMeが届いたとき、一瞬‘トリプルブート’が頭をよぎったのですが、冷静に考えると全然メリット
が無いため、すっぱりあきらめました (^_^)