【Road to DVD 番外編】



1.高速記録対応ディスクを使うと  (2002.10.10記載)


「機器が故障すると共にディスクに損傷を与える可能性がある」

そうです(T_T) というのは‘み’がR60に組み込んだPioneer製のDVD-R/RWドライブ「DVR-A04J」の話なんですが、困ったモンですね(>_<) 「内蔵ソフトウェアの不備」ということですから、ファームウェアを更新してやればこの問題そのものはクリアされるので、早速ここからダウンロードして更新してやりましょう。
が・・・ ダウンロードページからリンクしているFAQページの一番下にこんな記述があります。

Q この内蔵ソフトウェアの書き換えを行えば、DVD-R/RWライターは新規格の通り4倍速DVD-R、2倍速DVD-RWの高速記録が出来るようになりますか?
A 新規格の高速記録対応ディスクは記録・再生できるようになりますが、記録可能なスピードは等速(1倍速)のままとなります。

・・・ってことは・・・?? 4倍速の-Rは取り敢えず使えるけど、本来の2倍速書き込みが出来ないって事ですか??? なんか騙されているような気がしますねぇ 現状では4倍速メディアってまだ市場には出回っていないようですから問題はありませんが、そのうち4倍速メディアが一般的になり、お店で売られるのがそればかりになると2倍速書き込みの出来るメディアが見つからなくなる可能性がありますよね!! こうなったら実質ドライブの書き込み速度を制限されたようなもんじゃないですか・・・ それともHiSpeedCD-RWやDDCD-Rみたいに余り普及しないのかなぁ・・・


現時点(2003.08)で、最新のファームウェアは1.41になっていますが、1.40以上に更新することにより、4倍速メディアに2倍速で書き込みが可能になるようです。ファームの更新履歴はココで確認でき、DLはココから可能です。ます。‘み’は気が付く前にA04-Jそのものを手放してしまいましたし、4倍速対応メディアも持っていませんので確認は取れていませんけどね(^^;)
 (2003.08.18 加筆)



2.SONYよ、お前もか・・・!  (2002.10.13記載)


まあ、当たり前なんですが同じドライブを積んでいる製品にも同じ問題が発生しますよね。という訳で、RXシリーズを筆頭にMXSやLX向けにバージョンアップしたファームウェアが公開されています。ここからダウンロード出来ますね。どうやらもう一世代前の「DVR-A03J」も同じ問題を抱えているようですね(こちらは同時に読み込み性能向上も図られているようです)。さらに、外付けiLINKドライブも同じ目に遭っているようで、「PCVA-DRW2」向けにはこちら、「PCVA-DRW1」向けにはこちらのファームウェアがそれぞれ用意されています。ちなみに「i.LINK 基板 ソフトウェア」も同時に提供されており、ドライブが認識されない問題もついでに解消してしまう見たいですねぇ(^^;) 結局、今回‘み’がGETしたPioneer製のDVD-R/RWドライブ「DVR-A04J」(あ、A03Jも含めてですけどね)は、OEM品も含めて4倍速DVD-Rメディアには対応していないんですねぇ・・・結構ショックですねぇ(T_T)
で、ちょっと小話を・・・
RXユーザーの「大魔神さん」の元に、先日こんなモノがVCLから届いたそうです。

一瞬何かと思いましたが、DVD-RWファーム
ウェアアップデートのCD-ROMでした。
4倍速DVD-Rメディア対応する為の
ファームウェア。
VCLのサイトにアップされてましたけど、
神経質な位の対応ですねぇ。
ハングアップってのはPCにとって重大な
問題だけにわかりますが・・・
中身はCD-ROM、案内書、
インストール説明書でした。

私はウェブからDLしてファームを
アップしたので無用の長物ですが(笑)

写真は大魔神さんから頂戴したモノで、下にあるコメントも魔神さんのものの抜粋です。確かに神経質なくらいの対応&無用の長物感が高いですね(^^;) まあ、100%のユーザーがWEBに接続しているとは言い切れませんので、メーカーとしては安全確実な対応なんでしょうけどね。でも、この一件でドライブのOEM供給元が代わったりするかも知れませんね。自社製品も+R/RW&-R/RW対応の「DRU-500A」とかありますし、冬モデルあたりでコレを搭載してくる可能性もあるんじゃないですかねぇ・・・