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【R60 パワーアップ編 その4】

 

さて、では早速ドライブの換装に入りましょう。ちょっと長いですが宜しくお願いします。

 

1.CRX−100E(以下では元ドライブと書きます)を取り出す

表題のとおり、まず標準搭載ドライブを抜き取るところから始めます。いつものようにVAIO

ちゃんをバラすんですが、今回はその前にやる事がひとつあります。元ドライブのトレイ

前端にある化粧板とでも言うんでしょうか、トレイの前側に付いているカバーですね。まず

これを外しておく必要があります。R60の電源ONの状態でトレイをオープンにし、トレイに

余計な力をかけないように注意しつつ、化粧板のみを下から上に垂直にスライドさせます。

これであっけないくらい簡単に外れます。その後、いつものように電源を落とし、バラしに

かかります。今回は電源BOXを外さなくてもOKですが、代わりにフロントパネルを外すこと

になります。これも説明書に書いてあるので簡単です。ただ、元ドライブのフロントカバー

だけは、上記‘化粧板’を外しておかないとこれが引っかかってカバーそのものが外せなく

なりますので要注意です。化粧板さえなければただ2箇所にガイド用の棒が生えている

だけで、フック等も無いので外れているようなもんですね。

と言うようにバラしたVAIOちゃんです。

今回の拡大画像にはちょっとした解説が入っています。

この状態から、元ドライブを外します。左右2箇所ずつがネジ止めされていますので、計4つ

のネジ、4ピン電源ケーブル、オーディオケーブル、IDEケーブルをそれぞれ外すだけで

OKです。私の場合は電源ケーブルがぶった切ってやろうかと思うぐらい硬く刺さっていて、

筐体の中にいくら手を入れても抜けませんでしたが・・・

結局ドライブ自体を前面に引きずりだし(電源ケーブルの長さギリギリ)、力ずくで無理矢理

外しました。個体差はあると思いますが、要注意ですね。

参考までに、抜き取った元ドライブです。

ベゼルはもともと付いていません。超バルク状態ですね。

拡大画像は天面のスペックシール大写しです。

 

2.MP9060A(以下新ドライブ)の準備と設置

MP9060です。バルク状態ですが、今回はリテール品を入手しています。

え、ベゼルが外れてるって?いえいえ、外したんですよー

外し方はもう少し下を見てください。

上の写真がMP9060Aです。こやつはトレイの前端パネル(前ドライブの化粧板に当たる)

がトレイ側についておらず、ベゼルと一緒になっています。トレイが出てくる時にはパネルが

トレイに押されて下に開くんですね。これは最近のリコー製ドライブに共通しているんで

しょう。CD−RW(DVDコンボで無い)ドライブや、リコー製のドライブを積んだOEM品は

みんなこのタイプのようです。最初はこのトレイパネルだけ外せばOKだと思っていたんで

すが、試しにそのままR60に設置してみたところ、R60純正のフロントパネルに干渉して

駄目駄目・・・。ただ、引っかかってるのは新ドライブのベゼルのみのようなので、これを

強引に外しにかかることにします。

ベゼルと新ドライブを固定しているのはベゼル側から生えている4つのツメです。これを押し

込むようにしてやればロックがかからなくなるので、ドライブ本体と分離できます。下側の

ツメから外した方が簡単なような気がします。ご覧のように上側はツメといえるほどのもの

では無いですし、下側はぶっといしかっりしたツメですからね。下〜横X2を外せはOKだっ

たと記憶しています。

実際にベゼルを外すの図。

拡大写真にツメの位置などを

記載しています。

R60に設置するの図。

強制イジェクトスイッチも

確認できますね。

では、ベゼルは(新ドライブ売却に備えて?)大切に保管しつつ、R60にドライブ本体を

設置します。この状態であれば純正フロントパネルも装着可能です。

では、元ドライブを外した時と同様に、ネジX4、オーディーケーブル、IDEケーブル、電源

ケーブルを装着しましょう(ネジ止めが後のほうが作業しやすいかも)。

ちなみにドライバなどの類は一切不要で、勝手にWin98Seが認識してくれました。

 

3.純正フロントパネルの加工

さて、ここからが正念場です。取り敢えず純正フロントパネルの奥に新ドライブが収まったの

ですが、ここままでは使い物になりません。以下の問題を解決しなければならないのです。

a.イジェクトボタンの位置が合わない。

b.強制イジェクトスイッチも位置が合わない。

c.ドライブアクセスランプが見えない。

d.トレーが開かない・・・!!

はっきり言って致命傷はd.でしょう。次にa.b.も何とかしないと。まあc.は対した問題

じゃないなあ。では、ひとつずつ潰していきましょう。

 

a.これは単純に現物合わせで調整しました。と言っても純正パネルの方のボタン位置は

外観上変更しづらいので、純正パネルのボタンを押した時にドライブのイジェクトボタンが

押されるように純正パネルの裏側をちょっとだけ加工します。

こんな感じです。今回は手近にあった1mm厚の‘プラ板’を使用しています。

これを適当なサイズにカットし、瞬間接着剤で固定します。実際にボタンを押す

のはこの写真では一番手前(3枚目)のプラ板になります。その他の2枚は位置

合わせと補強の為のものです。

この加工は比較的簡単です。物理的な位置を調整するだけなので、ドライブとパネルの

位置を見ながら(化粧板が付いていない状態なので中は良く見えます)プラ板を固定すれば

OKです。強いて言うなら、コツは

*プラ板は大きめに切り出して削っていく事でサイズを調整する。

*瞬間接着剤はつけすぎると良い事が無い(接着力が弱くなる上白化現象が起きる)。

*純正パネルのボタンは構造上、垂直ではなく斜めに押し込まれることに注意。

*ドライブのボタンと接触するところは柔らかい曲線にしておいた方が無難。

位でしょうか。ちなみにプラ板はB4サイズ位で200円とか300円とかで購入できます。

プラ板に拘る必要は全くありませんが、加工のしやすさ等からここではお薦めですね。

  

ここで純正パネルのイジェクトボタンを押したら、トレーオープンと同時に純正パネルが

前方に飛び出しました!?パネルを固定していなかった為ですが、固定されていれば

パネルが邪魔をしてトレイが出てこない事になります・・・

d.トレーが開かない原因はすぐわかりました。純正パネルのトレイ用開口部に対し、新

ドライブのトレーがほんの少しだけ幅が広いのです。R60の正面から見て右側で0.5

〜0.7mm程度、左側で0.2〜0.3mm程度でしょうか。数字的には大したことはありま

せんが、いずれかのサイズを縮小してやらない事には始まりません。

トレーの構造を見ると、引っ掛かっているのはトレー下部のバルジのように張り出した一部

だけのようです。特に前端だけではなく、トレー全体にこのバルジがあるため、トレーを交換

するか、トレー全体を削ってやらないと対応できません。どっちも厳しいですよねえ。

純正パネルの方を見ると(イジェクトボタンの項目の写真参照)ちょうどアーチ状になった

部分に引っ掛かっているようです。ここなら厚みも数ミリしかない為、ここを削ってやります。

それぞれこのようになりました。

(拡大写真で削り取った場所を指し示してあります)

これも簡単な作業ですが以下の点に注意です。

*少しずつ慎重かつ丁寧に削る(削りすぎたら戻せない)。

*裏側はやや広めに削ってしまっても良い(見えない)が、表側はぴったりと合わせる。

今回はデザインナイフ(良く切れるカッターナイフみたいなもの、普通の文房具屋さんで

400円〜500円で購入出来ます)で大雑把に削り、目の細かい棒やすりで整えています。

これで無事にトレイがオープンできるようになりました。

トレイが白いのは我慢です。トレイ交換でも出来ればいいんでしょうけど・・・

 

では、ここで強制イジェクトスイッチとドライブアクセスランプの件を片付けましょう。

新ドライブと純正パネルではこれらの位置が全然違うので、本格的に対応しようとすると

かなり大掛かりになってしまいそうです。そこで、純正パネルに強制イジェクトスイッチに

合わせた穴を開けます。位置などは下の写真を参考に現物合わせで。ある程度の大きさ

が無いといざという時に突っ込むモノが見つからなくなるのでそれなりのサイズにします。

開口には‘ピンバイス’が便利です。小型ドリルのようなもので、安いものなら1000円

しないはずですが、ドリルはそれなりに高価です(細いものほど高い)。っていっても

数百円ですけどね。今回のように失敗できない開口作業の場合、アタリをきちんととって

小さ目の穴を一度開け、そこに(穴を広げる感じで)大きな穴を開口するのが確実です。

ついでに純正パネルの強制イジェクホールは全く役に立たないばかりか埃が入るだけ

なので塞いでしまいます。今回はクリアーブルーのアクリル棒を探し、サイズを調整して

突っ込んであります。本当はここにアクセスランプの光を持って来ようとしたんですが、なか

なか上手く行かずに断念しています・・・(ちなみにランプは赤いです、うーん)

上記2つの作業を終えた純正フロントパネル。

トレー用の切り欠きも確認できますね。

実は今回開けた強制イジェクトホールからアクセスランプが見えるんです。取り敢えず結果

オーライと言うとで・・・。

 

4.化粧板の固定

ここまで来れば最後のひと踏ん張りです。化粧板をトレイに固定します。色々考えた結果、

今回は両面テープを使うとにしました。化粧板を確実に(例えば何らかの留め金を作った

りして)固定しようとすると、ドライブトレイと化粧板の両者に加工が必要な上、確実に元に

戻せなくなってしまいますからね。

今回使用した両面テープ。東急ハンズで180円也。既に半分は使ってしまって

います。(この写真は大きくなりません)

プラスチック用に性能を強化してあるタイプのもので、1.5mmほどの厚みがあります。

参考までに、ホースケアプロダクツという会社のものです。

このテープを化粧板側の左右・中央の3箇所にある突起部に貼りつけます(この突起部は

標準ドライブのトレーのはめ込む際に使われる部分です)。このテープの場合は2枚重ねが

ちょうどいいようです。その後、トレイが閉じた状態で化粧版とトレイを張りつけます。トレイ

オープン状態で貼りつけてもまず間違い無くぴったりとは閉まらないでしょうから・・・

   
   トレイオープンの様子

   MPEG(169KB・6Sec) 

張りつけた状態が上の写真X3とMPEGファイルX1です。ちなみにMPEGファイルはC1XG

のカメラで撮影しています。我ながら予想外に上手く出来ました (^。^)

・・・トレイが白いのは我慢するしかないでしょうねえ。

 

5.隙間を埋める

長々と書いてきましたが、これで本当に最後です。少しとは言え、純正パネルを削ってしま

いましたので、トレイが閉じている時には若干の隙間が生じてしまいます。新ドライブはベ

ゼルを外してしまっている‘超バルク状態’なので、ほこりは大敵です。早速この隙間を埋

めてやりましょう(元ドライブもベゼルは無いので条件は同じかな・・・?)。

VAIOカラーのフェルトを町の手芸屋さんでGET。78円だったかな?

ここまでぴったりな色のものがあるとは・・・

このフェルトを適当なサイズに切り、今度は極普通の両面テープ(薄手のもの)で化粧板に

貼りつけてやります。

こんな感じです。反対側はほとんど隙間が無いのでいじっていません。削った

右側だけでなく、イジェクトボタンの上側も気になったのでちょっと貼ってみました。

 

さて、これでドライブ換装作業は終了です。お疲れ様でした m(__)m

次のページでは実際にこのドライブを使ってみる事にしましょう。

果たしてWinCDRは動くのか?

DVDビデオ再生は?

リカバリーは・・・?