【RX62 DVDマルチプラス搭載】

1.ドライブGETと設置ベイ  (2003.08.21)

前々から気になっていた「全部入りDVDライティングドライブ」をGETしました。「DVDマルチプラスドライブ」と言うのが正式?な呼称のようですね。まあ、先日ヤフオクにPioneerの「DVR-A04-J」を出品していた時点でばればれとも言いますけどね(^^;) ちらちらと市販が開始された日立LGの「GSA-4040B」なんですが、一番早く市場にリリースされたアイオーデータの「DVR-ABH4」をチョイスしました。今回はバンドルソフトはあまり気にしません。VRフォーマットとかは今のところ手を出す気が無いですし、家電の方のDVDレコーダも当面(地上波デジタル放送が気になるので・・・)待ちのつもりです。加えて、その他ライティングやオーサリングソフトなどの環境は整っていますからね。ちなみに7月中にヨドバシカメラで予約し、8月頭に現物が届きました。この時期は秋葉原界隈も(予約したヨドバシも)品薄になっていたようですし、購入金額は29,800円のポイント15%還元で実質26,600円弱。この頃の秋葉最安値が税抜き27,800円でしたから、ヨドバシでの予約購入は大正解でしたね(^^♪ 更に、前任のA04-Jが約11,000円で買われていきましたので、差し引き約16,000円でGETしたことになります。メインで使っているDVD-R書き込みが2倍→4倍へと増速し、DVD-RAMも(3倍焼きで)使えるようになりますぅ(^^♪ ちなみにCD-Rも8倍から24倍に、CD-RWも4倍から16倍に書き込み速度大幅アップです。

ドライブ CD-R(ROM) CD-RW DVD-R(ROM) DVD-RW DVD+R DVD+RW DVD-RAM
Read Write Read Write Read Write Read Write Read Write Read Write Read Write
DVD-116R x40 - - x16 - - - - - - - -
DVR A04-J x24 x8 x24 x4 x6
(Rx2)
x2 x2 x1 - - - - - -
DVR-ABH4 x32 x24 x24 x16 x12
(Rx8)
x4 x8 x1 x8 x4 x8 x2.4 x3 x3

こんな感じで速度、機能ともに大幅向上です。ってことで今回はA04-Jとリプレースしました。全部入りドライブですから一台あればOKなんですが、折角のツインドライブですし、オンザフライ書き込みなどを行うべく読み出し用のDVD-ROMドライブを残しておきます。 ・・・っていうかA04-Jを残しておいてもライティングはABH4でしか行わないでしょうし、何よりA04-Jを売却した方が財布にやさしいですからね(^^;) A04-JをR60に戻すという手も無いことは無いんですが、まあ、使わないでしょうしねぇ



2.実際の取り付け  
(2003.08.23)

ABH4をA04-Jと交換する・・・つまり下段ベイに収めることにしたので、早速実際の取り付けにかかります。まずは現物のショットから行ってみましょう。

本体が黒くなっているだけで高級感を醸し出してくれますね〜
A04-Jとのツーショット。全長が短くなっているのがわかります。

A04-Jの代わりにシャドウベイに固定してみました。

上段はDVD-116Rですが、結構出っ張り方が違いますねぇ

ドライブの全長が短くなるのは、省スペースPCなどに搭載する場合にはうれしい配慮(っていうか設計)ですね。スペック上はDVD-116:208.7mm、A04-J:197.7mm、ABH:184.6mmです。 新しくなればなるほどコンパクトになっているのがわかります。RXは光学ドライブの後ろ側に比較的余裕があるのでそれほど問題にはなりませんが、Rは結構厳しかったですからね。あ、当たり前ですが前面はピタリと合います。この先は幾つかの気になる点を確認&ケアしていきましょう。

【前端化粧板】
さて、既にベイに収めてしまっているんですが、今回はトレイ前端化粧板を外さないことにしました。A04-Jと異なりベゼルと化粧板がスプリングで接続されていたりしませんので、ベゼルそのものを外さなくても化粧板は外せそうです(トレイを引き出して化粧板を上側に引き抜くような形だと思います)。これを外してトレイにRX純正化粧板を両面テープで固定するのがいつものパターンなんですが、A04-Jを取り外した時、RXのカワ−ドライブベゼルの隙間部分に結構なホコリが付着していたんです。実際にドライブに不具合が生じたわけではありませんし、RX純正化粧板のおかげでホコリがブロックされていたからこそここにホコリが溜まっていたんでしょうが・・・ 書き込み光学ドライブですし、これを見てしまうと非常に不安になります。程度はともかくとしてドライブ本来の化粧板を外してしまうとこのホコリがドライブ内部に進入しやすくなってしまうでしょうから、外さずに済むのならそれに越したことはないですしね。で、RX純正の化粧板を設置しようとすると・・・

こんな感じになります。

本来ならトレイに噛み合わせることになるフック部分があるため、そのまま貼り付けると単純にその分化粧板が前側にはみ出してしまうことになります。ピッタリ収めようとするとフック部分を削り取るなどの不可逆加工が必須になりそうなので・・・ どうしたものかと悩むんですが、ここで登場するのがA04-Jを積んだ時に紹介した「隠しダマ」です。これを当ててみると・・・

ピッタリですね(^^)
上の写真との違いがわかると思います。

もともとこの「隠しダマ」はドライブ標準の化粧板の上に貼り付ける用途で作成されたものですので、当たり前ですがドンピシャです。ムクなのでそれなりに重量があるのですが、ブツと一緒に送っていただいた結構強力な両面テープでドライブ化粧板の上に貼り付けてやることにしました。

取りあえずドライブを収めて・・・ 両面テープで「隠しダマ」を貼ります。

この時、「トレイを閉じた状態で貼り付けること」が必須です。トレイオープン状態で貼り付けると、まず間違いなくトレイを閉じたときに引っかかります(^^;) ・・・で、これで物理的なドライブ設置は完了です。ジャンパ設定してドライブ固定してケーブルつないで化粧板をテープで留めるだけ・・・Rの時と違って簡単ですねぇ(^^;)  あと気になる点はといえば・・・

【アクセスランプ】
RXの前面にある「DRIVE」というアクセスランプですね。案の定光りません。これは諦めることにします(^^;)
【イジェクトスイッチ】
通常のイジェクトボタンは何にもしなくても位置が合います。ストロークも問題なし。これも拍子抜けではありますが・・・
【強制イジェクトホール】
これは現物合わせで穴をあけてやればいいんですが、やはりRX筐体への不可逆加工が嫌なので敢えて手をつけていません。

A04-Jを積んだ時にも書いたんですが、全般的にドライブ搭載が簡単すぎてネタにならないような気がしています(^_^;) 紹介できそうなのは「隠しダマ」位ですよね〜 まあ、RXは筐体側の制約がRほど厳しくないってことなんでしょうけどね。‘み’的にはちょっと肩透かしを食ったような感じはありますね〜
なお、トレイオープンの様子をU10で撮影しておきましたのでよろしければご覧くださいませ〜 (DVDMP.mpg 232KB)。




3.ソフトの対応状況  
(2003.08.26)

さて、ドライブそのものは簡単に換装出来たんですが、ライティングソフトが対応しないと宝の持ち腐れになりますので、このあたりを確認してみます。結構ソフトのバージョンアップを待たされたりすることがあるんですよね(^^;) まあ、あくまでも‘み’の環境で使用しているソフト或いは気になってテストしてみたソフト、程度に限ったお話ですのでご容赦ください。最近のライティングソフトって仮想CD(DVD)とかパケットライトとか色々な物がセットになっていることが多いので、あんまり色々インストールするのは(例えテストとは言え)怖いんですよね〜(^^;)
あ、ちなみに‘み’はパケットライトを信用していないのでこの辺のテストはしていません。更に、現時点で‘み’はDVD+R&+RWは使っていない(メディアも持っていません)ので、この辺のテストもしていません。あしからずm(__)m

で、まずは定番のAplix製「WinCDR7.0 UltimateDVD 2」バージョンは7.60です。
HPにWinCDR 7.0 ULTIMATE DVD 2は、CD-RWドライブが標準規格MMCに合っているかどうか自動的に検出するよう設計されており、新発売のドライブであっても、規格に適合したドライブなら一般的な書込みができます。 なんていう記載があることもあり、CD-R、DVD-Rともに問題なく焼けました。動作確認表にも載っていますしね。CD-RのCDDA規格、DVD-RのDVD-Video規格ライティングもばっちりです。基本的なライティングはこれで十分なので、後はDVD-Videoオーサリング系の話に絞っていきます。え、バンドルソフト??・・・使ってません!! 買うときにも気にしないって書いたじゃないですか〜(^^;)

さて、‘み’がDVD-Videoを作成するときには基本的にDVDit!PEでオーサリングするんですが、オーサリングの結果をHDDにDVD-Video準拠のファイルとしても作成できますし、そのままDVD-Videoとしてメディアに焼き付けることも可能です。通常はWinCDRで焼いているんですが、このままDVDit!から焼きに行くと・・・全然OKですね。問題ありません。ライティング速度は・・・ほったらかしていたので確認はとっていませんが、等倍ではないようですね。
次に、やはりVAIOユーザーとしては気になるところ、SONY製オーサリング(&ライティング)ソフトです。そう、
「Simple DVD maker」と「Click to DVD」ですね。あくまでもテストなので、共にDVD-RWでライティングを試してみました。ソースはGiga4.5で録画したビデオカプセルです。結果、どちらも問題ありません。ただ、書き込み速度は案の定等倍のようで、それなりに時間が掛かったことは言うまでもありません(^^;) なおソフトのバージョンですが・・・ テストとは言えグレーな話になってしまうので、どちらも「最新版」とだけお伝えしておきます。

最後にDVD-RAM。まだちょっと使ってみただけなので感触レベルですが・・・ ライティングソフトは不要なものの、DVD-RAMはXPでもドライバが必要なんだそうです。DVD-RAMのフォーマットユーティリティとセットになったドライバソフトがドライブに付いてきましたので、これを使用してやりました。特に不具合等は出ず(未フォーマットのRAMを入れたときに「CD-ROM」って表示されたときはビビリましたけど)、ちゃんとDVD-RAMも読み書きが出来ましたよ〜

そんな訳でソフト上の問題も特に発生していません。Plextorの8倍速DVD+R書き込みドライブ「PX-708A/JP」が気にならないと言えば嘘になりますが、‘み’的にはかなりお勧めのドライブですね〜(^^♪ 〜