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【Road to DVD その9】



1.TMPGEnc 3.0 XPressって・・・  (2004.05.08)


VAIOソフトウェアセレクションでも優待DL販売(04年6月2日まで)されている、2.5 for VAIOSource Creator for VAIO の後継に当たるPEGASYS社のMPEGエンコーダーです。詳細はこの辺の紹介記事を参照してください。
最近、DVD-Video作成の手順は「ビデオカプセルをSVCでフレーム編集&VBRエンコ」に落ち着いていたんですが(この辺は皆さんからのDVD-Video作成方法投稿ページを参照してください)、3.0が上記2本のソフトの後継に当たり、エンコ時間が短縮されている(らしい)点、エンジン変更で高画質化されている点、期間限定優待販売である点、XDVDというGOP拡張した規格により長時間再生可能なDVD-Video(正確に言うと規格外なんですけどね)を作成できる点、WMAに対応した点、パッケージ版より先行販売されている点(^^;) ・・・これらを加味し、GETしてみました。いつも思うんですが、DL購入とかWEB通販とかってお店の人とのやりとりかが無いので、非常にイージーに購入できてしまいます。ボタンクリックするのと財布から現金なりカードなりを出して渡すのと全然重さが違いますよねぇ・・・ まあ、今回はAC3パックの購入なので、5980円で済んでいるんですけどね。

なお、各機能以外にAC3プラグイン必要かどうか・・・価格差は1000円ほどですがちょっと気になりますよね。AC3チェッカーが公開されているのでこれで確認すれば済むことなんですが・・・ これまでのTMPGEncのAC3対応状況やBBSに頂いた情報なども加味すると、要するに
SimpleDVDmaker1.1以降に使用されているAC3エンコーダーはそのまま使えるようですが、デコードには今回のAC3プラグインが必要ってことのようです。TMPGEnc DVD Author で音声がAC3のDVD-Videoを再編集する際にはこれが必須になりますので、まあ、本体と合わせてGETしておく方が何かと便利でしょうね。アクティベーションが必要なのがちょっと気になりますが・・・ ‘み’の場合は
DVDit!PEでオーサリングするときに音声をAC3に変換せざるを得ない環境でしたから、迷わずAC3パックをGETしましたが(^^;)
なお、SDM1.1はこのAC3エンコーダが無償で配布できないこともあってか、まっとうな手段では入手できませんのでご注意ください。SDMを装備していない最近の機種は分かりませんけどね(^^;)






2 .使用感  (2004.05.11)


で、全ての機能を確認するわけではないんですが、VAIOユーザーとして気になる点を少々弄ってみました。
まずは全体の印象や操作系。DVD Author を使ったことがある方なら直感でそのまま弄れると思います。最近のソフト(マニュアルとかプレゼン資料とかパンフレットとか・・・)によく見られますが、全体の進捗というか工程がソフト内で見えるようになっています。Click to DVD もそうですが、「今は取り込みファイル選択ですよ〜」とか「出力設定ですよ〜」とかですね。フレーム単位の編集も健在で、ショートカットキーやマウスクリックでの移動量も設定変更できますので、かなり切った貼った作業がし易くなっています。各種フィルタの効果も(拡大画面も呼び出せます)確認しながら作業できます。その他色々な機能がありますが、全般的に結構とっつきやすく、使いやすい印象ですね。
次にGigaのビデオカプセル取り込み。HPの情報によると、Giga4.3以降のビデオカプセルであればそのまま取り込めるそうです。‘み’の環境はYUZU(ENX17)&Giga4.5なんですが、問題なく取り込み可能でした。これが出来ないと使い勝手が悪くなってしまいますからねぇ

あと、エンコード時間。TMPGEncは高画質な分時間がかかるので有名なエンコーダですから、この辺の感触を少々。 条件としては、
「‘み’のRX62:P4-2.5GHz(FSB400)を使い、Giga高画質で1時間45分録画したビデオカプセル(F1地上波放送ですけどね〜)を3.0XPressに取り込み、フレーム単位でCMカットをしつつDVD-Video向けに2-Pass VBRエンコをする」という感じです。CMカットで実質1時間30分弱のムービーになりますので、これをほぼ1枚のDVDに焼くイメージになります。
まずはAパターンとしてSCVとの比較。SVCは設定を殆どできませんので、デフォルト設定も分からなかったりします(^^;) というわけでノイズリダクションやゴースト除去などの高画質化フィルタを全て解除し、基本的なインターレース解除などのみ設定してやりました。 動き検知レベル を「高速検索」、DC成分精度を8bitですね。次にBパターンとして、実用レベルでの高画質化を行ってみました。動き検知レベルを「高精度」、DC成分精度を9bit、更に多少のノイズリダクションを設定(ゴーストは殆ど気にならないのでテストしていません)。 更にCパターンとして、最高画質と思われる設定です。動き検知精度を「最高精度(誤り訂正付き)」、DC成分精度を10bit、B同様多少のノイズリダクションを設定、ゴースト除去はなし。

パターン 必要時間
A 約6時間
B 約12時間
C 約18時間

なんか図ったかのように綺麗な数字ですが・・・ 時間的にAがSCVとほぼ同一設定かと思われます。余り高速化はしてないような気がしますが・・・ なお、それぞれの画質がどう違うのか・・・に関してはちょっとコメントし難いですね。特にCについては最後までエンコせずに諦めましたから(^^;) 現実的にかなり主観による部分が強くなりますので・・・ ただ、Bパターンで作成したDVD-Videoは明らかにこれまでのSVCソースで作成したものよりキレイな印象を受けました。‘み’としてはエンコ時間を考慮し、しばらくBパターンで行こうと思います。

RX62のM/交換などにより、Cパターンをメインで使用するようになりました。同じ条件で掛かる時間は約12時間。速度的に1.5倍速くなったということになります。まあ、このレベルであればなんとか常用できそうですね。画質について、Bとの比較でも確かにキレイなように思えます。・・・まあ、「比べれば」というレベルなので正直よく分かりませんが(^_^;) 地上波をそのままTVで見るよりも、作成したDVD-Videoを見るほうがキレイに見えるのは確かです。ノイズリダクションの効果が間違いなく現れています。‘み’の家は決して電波状態が悪いわけではないんですが、それでも細かいノイズなんかはキレイにクリアしてくれているんでしょうね〜 VBRエンコについても、Cパターンまでの設定にするとかなり優秀なようです。放送時間によっては平均ビットレートが5Mを下回ることもあるんですが、動きの速いF1でもブロックノイズは全然気になりませんからね。
ってことで、上でBパターンと書いたばかりなんですが、早速Cパターンに鞍替えです(^_^;) 時間はそれなりに掛かりますが、時間を掛けた分だけキレイに仕上がるのはとっても喜ばしいですからね〜 このあたりのネタは追ってDVD-Video作成方法投稿ページにアップしますね。
まあ、ココまでくると、今後この条件を変えるのは「DL対応メディア&ソフトが普及してF1をDLメディアに保存するようになった時」か、「DVDレコーダーに逝ってしまった時」位でしょうかね〜  ・・・って、どっちもそう遠くないような!?  (2004.07.09 加筆)





3 .DVDit!PEとの連携  (2004.05.18)


で、オーサリングをどうするかというと、今までの流れでDVDit!PEを使用します。折角AC3プラグインを購入しているのでDVD Autherを使ってもいいんですが、F1は年間16(04年は史上最多の18戦)開催されますから、マニアとしてはシリーズモノとしてメニューなんかもそろえておきたかったりします(^^;) ってことでXPress3.0で上記Bパターンのようにエンコしたmpgファイルを取り込んだんですが・・・ 特にエラーが発生するでもなく、いつもどおりオーサリングが完了しました。途中、mux処理(ムービーとオーディオがひとつになったmpgファイルからそれぞれをバラス処理です。SCVではAC3オーディオを使用してエンコする場合、エレメンタルストリーム(ムービーとオー
ディオを別ファイルに吐き出す)にしか出来なかったはずですが、XPressでは1mpgファイルに書き出せるようになっています)にやけに時間が掛かりましたが・・・

こんな風にバーがはみ出すくらい(^^;)

全般的には作業時間も特に大きくは変わらず、そのままDVD-Rに焼きこみ・・・ 問題なく再生できると思いきや・・・ なんと音が出ません!!
小さいだけかと思ったら全く再生されていないようです。PC側での再生(PowerDVD使用)でも民生プレーヤ(DVL-919)での再生でもNGです。よくよく見るとDolbyDigitalの表示(民生機ではLEDが点灯するんですが・・・)も点いていませんし、PC上に残ったvobファイルを再生(PowerDVDを始め、WMPなどでも確認しましたが・・・)してもやはり音が出ません・・・ 仕方がないのでDVD Auther で適当にオーサリングしてみると、特に問題なく音声が再生されました。同時に、12時間掛けて再エンコし、ムービーとAC3を別々のファイルにしてみたところ、こちらはDVDit!PEでのオーサリングでも問題なく音が出ました・・・
デコーダの違いが原因かは分かりませんが、どうやらDVDit!PEではmux処理が上手くいっていないようです。まあ、エンコ時の設定をちょっと変えるだけでいいんですけどね〜 おかげで国産DVD-Rメディアを一枚犠牲にしてしまいました(^^;)

そんな訳で、XPress3.0はこれまでの2.5&SVCとそのまま置き換える形で結構使えるように思えます。XDVDとかもそのうち試してみますね〜