【よもやま日記】

 

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6/29  2号機

RX62のM/B交換により余った純正M/B、WMT-LXを使って、もう1台PCを用意してみました。これまでR60を2号機(メール&WEB専用機:ほぼ嫁さん専用)として使用していたんですが、たまに‘み’がメンテするとどうにも動作が遅いのが気になっていたんですよね。まあ、1年ちょっと前まで現役バリバリでGiga録画&VBRエンコ&DVD-Videoオーサリングなどをこなしていましたから、どうにもならない速度でもないんですが・・・ ってことで、J11の皮&RX62のM/Bで2号機を立ち上げることにしました。
案の定発生したハード周りのトラブル越え、何とか動作にこぎつけました(^^;) なお、代わりにR60を退役させています。置き場所なんかの都合もあるんですが、RX62のM/B交換に掛かったコストを少しでも捻出しないと首が回らなくなるので、まず一番価値のありそうなSlot1最速のFSB100 P3-1GHzをオークションで放出しています。まあ、R60をばらしてちょっと可哀想になってきたこともあり、筐体は当面保管使用と思ってますけどね〜 あ、この辺の組み立てネタは追ってアップしますぅ





6/25  type R & U 雑感

遅ればせながら(正確に言うと、テキストはアラアラ打ってあったんですが、琢磨ネタをアップしたりしていたのでココでの公開が遅れたんですねぇ・・・)、type Rtype U の現物を見てきました。あまり時間がなかったのでちょっと触ってみた程度ですが・・・
まず、U。直感的にアツイものでした。まずは「厚い」。展示機はクレードルに刺さっていたんですが、取り上げてみると予想外に厚みがあります。裏側がバッテリーになっているので仕方がないような気もしますが、個人的には大きな(厚みがあるということではなくて)ゲームウォッチをイメージしていたので、ちょっと面食らってしまいました。重さはそれほど気になりませんでしたが、これだけ厚みがあると片手でサクッと保持してフィンスタイラスを使う・・・ちょっと長時間はキツそうな感じですね。フィンスタイラスそのものもWEBでは「書きやすさを考慮したフィン型のデザイン」なんて謡っていますが、決して使いやすくはないような・・・ まあ、両手で持ってしまえばなんてことはないですし、WinXP-PCとしてのサイズは特筆ものだと思います。動作も気になるほど遅くは感じませんでしたしね。 次に「熱い」。意外と発熱するようです。時期的には丁度梅雨に入る頃でしたので、店内はエアコンが効いているとは言え、体感的により熱く感じたのかもしれませんが・・・ アイドリング状態の展示機でも十分熱くなっていましたから、夏場両手でこれをもつとなると・・・ ちょっと嫌ですねぇ(^^;)
ただ、‘み’的にはU1U3の方がしっくり来るんですよね。スペック的にはもう比べようもないと思いますが・・・ type U ってなんかデカイCLIEみたいな感じがしてしまって・・・
デザイン的には逆にU101のポインティングデバイス周りの「円」が気に入らないので、圧倒的に type U の方が好みなんですけどね〜
あと、RA50。スペック周りなどはRA60・70をいじってみないと何ともいえないと思いますので、デザイン面の印象を少々。まず、「紫を練りこんだ黒」を意識して見てきましたが・・・全然分かりませんでした(^^;) 店舗の照明にも左右されるんでしょうが・・・ IBMあたりと並べれば色味の違いなどが分かるかもしれませんけどね。展示機は Do VAIO で音楽を再生していたんですが、RA50よりも隣にあった type V の20インチワイド液晶がキレイでデカくて妙に印象に残ってたりします。あ、そうそう、Do VAIO のインターフェースを生で見て思いついたんですが、これってXR系の「フラットサーフィスデザイン」に似てません??




6/21  琢磨キタ〜!!!

F1-USA GP・・・ やってくれました佐藤琢磨! 3位表彰台〜〜〜!!! 90年鈴木亜久里のときはセナ・プロスト・マンセル・ベルガーという2強(McLarenFerrari)4台が全てつぶれてのタナボタでしたが、今回は完全に実力での3位GET。手に汗握りました。ついに結果を出してくれました。感動です!!
ただ、気になるところがないわけではなく・・・まず・・・ B・A・Rのレースタクティクスってどこのアホタレが組んでるんでしょうか?? ラルフの大クラッシュ→セーフティカーの時点でピットに入らなければその分ロスするのはサルでも分かりそうなものなのに・・・ しかもセーフティカー明け数LAPでルーティンストップですからねぇ・・・ いくら1分10や11秒台のタイムを連発しても、インフィールドでフィジケラパニスをパスしても、約30秒弱あるピットストップロスはリカバーできませんよねぇ・・・ ペースが速かっただけに残念です。所詮は元Tyrrell??ってことでしょうか・・・ う〜ん・・・ 「たられば」になりますが、ピット戦略さえちゃんとしていれば勝ちだって見えていたのに・・・ エンジンも壊れず、スピンもせず・・・琢磨はいいレースをしたんですが・・・ 今度はチーム力がついて来ませんでしたねぇ・・・
あとスタートのミハエル。あれは露骨過ぎるかと・・・それだけ琢磨が意識されていたんでしょうが・・・ 1回目のセーフティカー明けにミハエルがコントロールライン前にバリチェロをパスしたのも気にはなります。あとでミハエル失格なんてことになったりするかも(^^;)
いずれにしてもこれでひとつ結果を出しました。もうチームにもHONDAにも琢磨にも焦りはないでしょう。これでもうポディウム程度では満足できませんよね! さあ、後は初優勝だ!! あそうそう、TV中継の方なんですが、残り3LAP位で3位確定したかのようなアナウンスはしないでくださいね〜 そういうことを言い始めるとクルマ止まっちゃうんで(^_^;)




6/20  ブラザーフッド

久々の試写会ネタです。例によって嫁さんが当ててきたんですが・・・ 幸か不幸か舞台挨拶があった東京国際フォーラムではなく、お隣のよみうりホールだったのはご愛嬌(^^;) 公開は6/26からなので、ネタバレにならない程度に感想を・・・
CMの様に「目にワイパーが欲しくなる」かというと・・・ はっきり言って泣けます。‘み’は最近年取ったこともあってか、涙腺が緩くなっているような気もするんですが、お涙頂戴の王道というか、そういう場面にはウルウルきちゃいますので(T_T) ただ、嫁さんが当てた試写会ということでも分かるように客層がOL中心だったんですが・・・ 朝鮮戦争が舞台なので戦闘シーンがかなり多いんですよ。しかも、音や光なんかは勿論それなりに激しいんですが、それ以外にも結構グロイというかエグイというか・・・ 見る前のイメージは「プライベート・ライアン」だったんですが、この辺りの描写はかなりキツかったですね。R15指定でも良いんじゃないかと思うくらいです。戦争の凄惨さを訴えるのに一役買っているとは思いますし、確かに感動的ではあるんですが、この辺弱い人は覚悟しておいたほうが良いかも知れません。
ストーリー的にも、(上映時間が2時間半近くあったんですが)中だるみもなくグイグイ引っ張ってくれました。舞台が舞台だったのでもっと政治・思想色が前面に出ているのかと思っていたんですが、どちらかというとタイトルのbrotherhood一本槍って感じでした。まあ、主義云々のところは根底に流れていますし、言葉としても出てくるんですが、brotherhoodが完全に上回ってましたからね。あ、このネタを書くときに検索して分かったんですが、brotherhoodには兄弟関係という意味の他に同胞・盟友関係という意味もあるようで、ちょっとこの辺は勘ぐりたくなってしまうような・・・ 劇中の台詞でこんなのがあったんです。
「同胞が殺しあうほど思想ってのは大事なのかよ!」
ちょっとうろ覚えですし、原語ではなく和訳字幕なのでニュアンスが違うかも知れませんが・・・ ちょっと気になるところです。
この辺の話になると色々とややこしくなるんでしょうが、一歩間違えば日本も同じような状況になっていたかと思うと・・・ こういう経験を積んだ(積んでいる)国民(民族?)は強いなぁ なんて思いましたね。文化とか考え方とか慣習とか・・・もちろん映画にもこういう部分が生きているんだなぁと・・・
なんか難しげな話になってきましたが、あまりこんな部分は考えなくても十分楽しめる(泣ける)と思います。‘み’的にはかなり良い映画だと思いましたね〜 グロイの全然平気な方には文句なくお勧めです。




6/16  ポスト F1カナダGP  17th → DNF

琢磨ってば・・・ま、また・・・ 6/13の予想どおり?最終シケインで予選ミスったかと思ったら・・・ 決勝ではオールドピットヘアピンでパニスに仕掛けて自爆スピン。幸か不幸か国際映像では殆ど映りませんでしたが・・・この時にパニスと琢磨のラップ差は0.5秒位あったそうなので、仕掛けるのは当たり前なんですが、自分が回ってしまってはねぇ・・・ しかも、計ったかのようにその後数週でHONDAがブロー。順位こそ違いましたが、まるでニュルブルクリンクのデジャヴュのよう・・・ どうにも噛み合いませんねぇ・・・ 琢磨ってばもう十分に速いのはみんな(ミハエルを初めとして他のドライバーもいいコメントくれてますし)分かっているので、そろそろ安定してちゃんと完走してもらいいたいものです。カナダGPこそバトンをもってしてもFerrariのペースにはついて行けませんでしたが、それでも4位(繰り上げ3位)ですからね。毎戦スピン無しなら必ずどこかで表彰台がついてくると思うんですが・・・ 琢磨も琢磨ですがHONDAもHONDA。ブロー対策を施したんじゃなかったんでしょうか?? よっぽど琢磨の扱いが荒いんでしょうか?? どこかで琢磨がコメントしていたように、「今のエンジンはがっちり電子制御されているので、扱いで壊れるようなことはない」なんていう話どおりだとすると、単なるハードラックなんでしょうか・・・ 少なくともカナダに関して言うと、下位からのスタートで本来のペースで走れなかったことや、オーバーテイクの連続、更に前のマシンの排気(廃熱)に晒されて走ることになるのでエンジンにも負担が掛かったのは間違いありませんが・・・ それにしても・・・ ちょっと何とかして欲しいところです。TVを解説していた片山右京(だったかな?)の言葉に「O/Tボタンの使い方とかあるんでしょうけど・・・」のようなところがありましたが、本当にそれだけなんでしょうか(っていうか今もO/Tボタンってあるんですね。RED-5のころのWilliams:FW14Bとかには、当時レース中の給油が出来なかったこともあって、加速したいときに予備燃料タンクからガスを廻してエンジン回転数を上げ、アクティブサスペンションを制御してコンマ数ミリ車高を上げてダウンフォースを減らす=ドラックを減らして速度を上げる・・・なんていうO/Tボタン=オーバーテイクボタンがあったんですが・・・今はアクティブサスも禁止ですし、どんなボタンなんでしょうねぇ)?? 
う〜ん、今年の琢磨車にはO/Tボタンでなくて、スピンした時に「どうせこのまま走っててもエンジンが逝っちゃってたよねぇ」なんてクルマのセイにできるように自爆スイッチ(ドロンジョ様とかが押すどくろマークのボタンのイメージ)がついているのかも・・・ なんて勘ぐってしまいます(^^;)
ちょっと話が変な方向に進んでしまいましたが、今週末のアメリカGP:インディアナポリスは現行F1では唯一のオーバル部分(インディカーなどで使うバンクのついた楕円形コース)を含んだサーキットなので、やはりHONDAパワーが生かされます。時差の関係で例によって決勝のTV中継は日曜日の深夜・・・1:50からです。こう毎回毎回期待を裏切られると、そろそろ気持ちも萎えてきそうですが・・・今度こそ・・・頼むぞ琢磨&HONDA!! We were born in JAPAN!!





6/13  プレ F1カナダGP

今度は期待しています、佐藤琢磨。このネタを書いているのはフリー走行2回目に琢磨がトップタイムを出し、4回目に4番手タイム・・・という段階なので、まだ予選の結果もわからないんですが・・・ ストップアンドゴー(加減速を繰り返すタイプですね)のジル・ビルヌーブサーキットはレイアウト的にもHONDA向きですし、Ferrariともいい勝負ができるハズです。万が一上がつぶれれば(いや、ひょっとしたらつぶれなくても・・・)表彰台はおろか日本人初優勝だって夢ではありません。モントーヤもこんなコメントをしていますし、HONDAもブローしまくったエンジンに対策を施しているようですから、個人的にはかなり盛り上がってたりします。
ただ、不安要素がないわけではなく・・・ まずはタイヤ。FerrariはBRIGESTONEB・A・RMICHELINを履いているんですが、これがどう出るか・・・ カナダのようなストップアンドゴーサーキットの場合、タイヤには縦方向のGが多くかかりますので、構造上縦Gに強いほうが有利なんです。今年はどうだか分かりませんが、確か縦GにはBRIGESTONEの方が強かったような・・・ 去年のカナダでは明らかにMICHELINはタイヤチョイスミスってますし、BRIGESTONEがFerrari専用タイヤのような状態になっている以上、Ferrariに有利な要素といって良いかもしれません。次にBスペックマシンを投入してきたMcLaren。前半戦はあまりにもひどいマシンだったようですが、いよいよ巻き返してきそうな気がします。テストではそこそこのタイムが出ているようですしね。まあ、前戦ニュルの時のように後続をブロックしてくれるよりは・・・いいっすかねぇ もうひとつ・・・意外にRenaultのタイムが悪くないんですよね。コースレコード出すぐらいですから・・・ Renaultはパワーが足りないと思っていたんですが、琢磨はFerrariにアタックする前にRenaultを片付ける必要があるようですねぇ
後、これは個人的に気にしている部分なんですが・・・ バックストレート(オリンピックロウイングストリップ)からホームストレートに戻るところに、エスケープゾーンのほとんどないシケインがあるんです。コースアウト=コンクリートウォールにクラッシュなんですが・・・ 気合がはいりすぎるとココで逝ってしまうのではないかと・・・ 昔母国GPで期待されたジャック様も、サイボーグの赤い皇帝もここで逝ったことがあるはずなので・・・ 気をつけてくださいね>琢磨様
さて、今晩(日本時間6/13の早朝)は予選です。 このサーキットも決して抜きやすくはありませんので、予選順位が重要になります。初ポールだって可能性がないわけではありませんから、コレもちゃんと見ないと〜〜〜 って、・・・地上波は4:05からですねぇ もっと早く放送してほしいのは山々ですが・・・ それまで一眠りですぅ〜




6/11  165万・・・

ちょっと古いニュースですが・・・ 12GB&稼動部のないCFとはいえ・・・ 165万ってtype RのRA70クラスが3台買える金額ですよ。サーバー用途(もちろん業務用でしょうが・・・)などでニーズはあるんでしょうが、目の玉が飛び出るほどの金額ですよね〜 ちょっと頑張ればクルマも買えちゃいますねぇ 頑張らなくてもモノによっては買えるかぁ・・・ いや、ちょっとあまりにもデカイ金額なので訳がわからなくなってます(^^;) CF1枚に165万・・・幾ら特殊とはいえ、PC系のメディアである以上相対的に性能は低下しますし、価格面でもどんどん安価&大容量のメディアが出てきますから、価値も下がりますからねぇ う〜ん・・・ 正直ちょっとびっくりですね〜




6/8  翼

「タッ○ー&・・・」でもサッカー小僧の「キャプ○ン・・・」でもありません。このサイトとも相互リンクさせて頂いている Dry&Wetさんの何日か前のコラムというか日記にあった言葉です。
>人は背中に羽を持たない代わりに心に翼を持った。
>両手をバタバタ振っても飛べないけれど、目を閉じればどこまでも飛んでいける。

なんか「オッ」とか思って・・・ 妙に惹かれるところがありました。詩の一節というか、小説の冒頭部分というか・・・ 確かにおっしゃるとおりですが・・・こういう表現もありなんですねぇ ‘み’はあまり詩的な方ではなく、マニアックな部類なのでこの手の感性は人並み以上に劣って?いるような気がしているんですが、それでもなんか響くものがありました。これがPCネタに繋がったりとか、何かオチがあるとか・・・今日はそういう話ではありません(^^;) たまにはこういうネタもよろしいのではないかと・・・




6/3  VAIOとM/Bと嫁さん

5/30に結婚系のネタを書いたので、関連?する嫁さん関連ネタです。RXのM/B変更について、嫁さんはしっかり気がついています。普通、世の嫁さんというものはそれほどPCには詳しくないのが一般的で、PCの中身がどんなにチューンされていても、外観さえ変わらなければまず分からないものなんですが・・・ というのも、確かにHDDやメモリ増設辺りであれば、その場面を見られても「ちょっとばらして弄くっている」程度にしか感じないようですが、流石にM/B交換となると半日〜1日がかり&部屋中にパーツを広げる大仕事になりますから、どうしても作業現場を目撃されてしまいます。更に、パーツも通販で取り寄せたりしていると、非常に怪しいと思うようですね。まあ、「M/B交換にどれほどの意味があるのか?」「どれだけのカネが掛かっているのか?」までは分からないのが不幸中の幸いですが・・・ ってことで、皮さえ変わらなければ外観から嫁さんに知られることはないと思いますが、こっそりPCを弄くらなければいけない方、特に作業やパーツ取り寄せなど、その辺りも上手くカムフラージュしましょうね〜




6/1  Front low to DNS

今日は更新する予定はなかったんですが、あまりにもショックだったのでF1ネタのみ更新です〜 しかもボリューム大ですよ〜

正直、TVにかじりついていました。F1ヨーロッパグランプリ。佐藤琢磨の日本人初のフロントロー獲得から始まり、最後にHONDAがブローするまで・・・ 予選では明らかに1回目の琢磨のタイムにミハエルもびっくりしていたようで、燃料を少なく積んでポール奪取にきましたしね。まあ、それでもきっちりタイムを出してくるのは流石皇帝って感じですが。
で、決勝。スタートは琢磨側の2番グリッドってレコードラインではないので、まあこんなもんかなと。トゥルーリとちょっとやりあったりしてライコネン&アロンソに前に出られてしまったのは琢磨的には結構痛かったですね。ミハエルにはいいように逃げられてしまいましたから。ガスを減らしたフェラーリの作戦ドンピシャですね。
で、ここからがこれまでとは違うところ。これまでのB・A・R(と言うか琢磨かな)は予選でいいポジションを獲っても決勝でいまいちペースに乗れず、ルノー辺りに煽られたり、ピットであっさり逆転されたり・・・っていうことが多かったんですが、今回はどちらかと言えば前とのギャップを詰める勢い。ピット作業も前の晩に散々練習したという甲斐があって、特に問題になるようなところもなく、バリチェロといい勝負のまま最後のピットストップへ。
伏線として、バトンが2度目のストップの後でバリチェロの前にギリギリ出られなかったことがあるんですが・・・ 本来、琢磨とは関係ありませんが、何が何でもここは前に出て押さえて欲しかったところですね。最終的にバトンは3位表彰台をGETするんですが、もっとバリチェロを攻め立てて欲しかったところです。まあ、ワガママと言えばそれまでですが、琢磨を応援する日本人とすれば普通の感覚かと(^^;)
で、このバリチェロ&バトンのリプレイを見るかのように、最後のストップを終えた琢磨はバリチェロの直後へ復帰。その直前ではかなりのペースでバリチェロとの(見た目の)差を積めていましたから、先にバリチェロを入れたフェラーリの戦略を誉めるべきかもしれません。バリチェロ&琢磨の静止時間を全て計算した結果・・・とは思えない(琢磨の後ろにならないように計算はしたでしょうが、あそこまでギリギリとは思っていなかったハズです)んですけどね。
で、最後はコース上の勝負。ミシュランはアウトラップから非常に速いので、琢磨は直ぐにバリチェロにアタックしたんですが・・・

敢え無く1コーナーで接触(T_T)

琢磨がインに飛び込んだときには身を乗り出してしまいました。パーツが飛んだ時点で崩れ落ちたのは言うまでもありませんが(^^;)
この接触ですが、個人的には「琢磨結構強引&バリチェロちゃんと後ろ見とけ」って感じで両成敗かと思います。琢磨がコメントしていたように、確かにB・A・Rはちゃんとグリップしていましたし、あの速度のままコーナリングできていたと思います。ただ、アウト側にいるバリチェロの1車身分のスペースを確保できたかというと、これは多分無理です。要するにバリチェロが譲ってくれなければ接触orバリチェロのコースアウトってことになっていたことに・・・ バリチェロはあの時既にコーナリングに入っていましたし、仮にウィング欠落なしでバリチェロをパスしていたとしても、ひょっとしたらペナルティとか貰っていたかもしれません。
一方のバリチェロですが、明らかにミラーを見ていなかったと思われます。コメントからも推測できますが、まさか1コーナーで仕掛けてくるとは思っていなかったんでしょうね。ちゃんと琢磨が仕掛けてくると想定していれば、ちゃんとミラーを見ていたでしょうし、不用意に切り込んだりしていなかったかと思います。
いずれにしてもアクシデントはアクシデント。起きてしまったものはどうにもなりません。バリチェロの言うようにもっと先、例えば同ラップの(以前アレジがチェッカー寸前でミハエルに初優勝を奪われた、最終コーナー直前の)ビードルシケイン(今は名前が違っているようですが)まで引っ張っても良かったんでしょうね。まあ、逆にあそこで仕掛けたということは、琢磨はもっと前・・・赤い皇帝を見ていたのかもしれませんけどね。

で、その直ぐ後のエンジンブロー。ノーズ交換しても5位でコースに戻っていた琢磨ですが、幕切れはあっけないものでした。モナコのロケットスタート直後のブローもがっかりさせられましたが、今回も結構テンション下がりましたねぇ・・・ 多分直前の接触は関係ないように思います(TVでは脇坂寿一が「破片がラジエターに入ったかも知れない」ような解説をしていましたが、壊れたフロントウィングは左、逝ってしまったのは右バンクですしね。あるとすればスロー走行や予定外のピットストップで水温が上がってしまったとか・・・かなぁ)が・・・ しかし・・・2戦続けてHONDAがブローするとは・・・ これは運?なんでしょうか・・・ちょっと気になる点はあるんですが・・・
バトンはちゃんとフィニッシュするのに、琢磨ばっかりエンジンが逝っちゃうのは、琢磨の扱いが荒いのでは・・・??
他にも・・・
バリチェロと結構絡んでますよねぇ モナコの時も「もっと早くフラッグを出しておくべきだった」とか言われましたし。犬猿の仲にならないといいんですが・・・
速いのはいいんですが、これだけ接触やクラッシュが多いと「危険なドライバー」なんていわれそうで・・・
今年のB・A・Rは本当に速いです。そう、琢磨じゃなくても速いハズ・・・ 幾らHONDAの秘蔵っ子とは言え、そろそろ結果を出さないと・・・

まあ、杞憂に終わればいいんですけどね。次は6/13のカナダGP。モントリオールのジル・ビルヌーブサーキットはHONDA向けのストップ&ゴータイプですから、今回以上に期待できたりします。時差の関係でTV中継も生。確か1:20分からだったかな。こりゃぁ翌月曜日は仕事になりませんね〜(^^;)